書籍「もう1秒も無駄にしない!Word最速時短術」(鈴木 眞里子著、日経PC21編)から、Wordの作業効率をアップするノウハウを抜粋して紹介します。

特集
Word最速時短術
目次
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条件に応じて異なる文章を出し分け、Wordの差し込み印刷を使い込む
同じ文書を複数の宛先に送るときに利用される「差し込み印刷」。しかし、差し込み印刷でできるのは、宛先の差し込みだけではない。例えば、当選者と落選者、A会場とB会場など、条件に応じた内容の文書を自動作成することも可能だ。
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作業効率大幅アップの定番機能「Wordの差し込み印刷」をマスターする
受け取った案内状や招待状に自分の名前があるかないかで、印象は大きく変わるものだ。同じ内容の文書を多くの人に送る場合に、宛名や文面の一部を宛先ごとに変更する「差し込み印刷」を使えば、手間をかけずに個別の宛名を印刷できる。
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WordでPDFを直接開けば作業効率アップ、紙文書のスキャンも読み込める
テキストデータを含むPDFなら、そのテキストをワードで再利用することもできるが、PDF 上ではうまくコピーできなかったり、ワードに貼り付けた後、レイアウトに苦労したりする。そんなときは、ワードでPDFを直接開けばよい。すると「文字編集ができるワードファイル」に変換できる。
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Word時短のワザ、指定のフォント・段落・印刷設定で新規文書を開く
ワードの初期設定では、フォントは「游明朝」、フォントサイズは「10.5ポイント」、行間は「1行」と決まっている。よく使う文字デザインや、行間などの段落設定が初期設定と違っていて、新規文書を作るたびに書式を変更しているのなら時間の無駄。最もよく使う設定を既定に設定すれば、かなりの時短になる。
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Wordのお節介機能は停止! 自分用設定で時短する
Wordでは、文字を入力したときに連番が勝手に設定されたり、自動で別の文字に変換されたりすることがある。そうなると手動で解除しなくてはならず、“余計なお節介”になってしまう。