日経バイトの2004年3月号「技術の神髄」に掲載した記事を再録しました。記事の内容や執筆者のプロフィールは当時のままです。

特集
八幡勇一の「キーボード論」
目次
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「打ちやすい」キーボードは何が違うのか、図解で分かる打鍵感の秘密
かつては日本語に特化した配列や信頼性の高い機構を採用するなど、さまざまな製品が世を賑わせた。パソコンが日用品となった今、その付属キーボードの多くはコスト削減を最優先して配列や形状、構造に工夫がない。しかし人とパソコンをつなぐ役割の大切さは今も昔も同じ。もっと高い品質の製品が登場すべきではないか。
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キーボード配列に凝縮されたコンピュータの歴史とは
ハードとソフトの機能に応じてさまざまなキーを加えては省いてきたキーボード。流れは大きく二つ。メインフレームとパソコンである。手元のキー配列が示すものは、コンピュータ史の写像に他ならない。