
NE Special Report
目次
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ビデオ会議とは違う、アバターがもたらす新たな遠隔コミュニケーション
新型コロナウイルスによるパンデミック(感染の世界的大流行)で、国内でもビデオ会議の普及が加速している。アバターロボットは、こうした遠隔コミュニケーションを実現するツールとしても期待されているが、それがもたらす真の価値はビデオ会議にはない“人間臭い”部分にある。
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人手不足解消でアバターの導入進む、職場や娯楽にも活躍の場
人が遠隔から操作するアバターロボットの活用が広がりを見せている。この流れを引っ張るのは、人手不足に直面している業界だ。警備が代表的な存在だが、高齢化が進み働き手がいない地方の小売り店などからの引き合いも増えている。まだ黎明期にあるアバターロボットでできることは限定されているが、技術の進歩に応じて活…
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目指すは「ウーバー」、アバターが社会インフラになる日
東京に住み、ニューヨークで働き、ロンドンで学ぶ─。自分の分身、つまり「アバター」となるロボットを使えば、こういった生活を好きな場所に住みながら送れるようになる。人がロボットを通して得た体験と、実際にその場に行った生身の体験が等価になる近未来には、仕事や教育、趣味など日常生活の多くで“距離"は消える…
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アバターロボットで「瞬間移動」が現実に、“憑依”して距離を消滅
東京に住み、ニューヨークで働き、ロンドンで学ぶ─。自分の分身、つまり「アバター」となるロボットを使えば、こういった生活を好きな場所に住みながら送れるようになる。人がロボットを通して得た体験と、実際にその場に行った生身の体験が等価になる近未来には、仕事や教育、趣味など日常生活の多くで“距離"は消える…
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自動運転車開発に執念燃やすアップル、新興企業買収で再加速
カリフォルニア州自動運転車報告より(3)
米国企業も負けてはいない。ニューロ(Nuro)は、乗用ではなく、自動運転を荷物運搬用に使おうとしている。あのアップルも自動運転技術の獲得に執念を燃やす。報告書の結果や各社の報道から開発に苦労している様子がうかがえるが、2019年に買収した新興企業Drive.aiの力を得て飛躍を狙う。
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自動運転で中国系が大躍進、トヨタも資金で後押し
カリフォルニア州自動運転車報告より(2)
2019年度はバイドゥに加え、これまで目立たなかった他の中国系企業も大きく成績を向上させた。オートX(AutoX Technologies)やポニー(Pony.ai)、DiDiなどだ。中にはトヨタ自動車から多額の出資を得た企業も出ている。
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ウェイモが自動運転で王座陥落、アポロ計画のバイドゥが首位に
カリフォルニア州自動運転車報告より(1)
米カリフォルニア州の車両管理局(DMV)は2020年2月末、同州の公道で実施された自動運転車の2018年12月からの1年間の試験結果をまとめた報告書を発表した。目を見張るのが中国系企業の躍進ぶり。米ウェイモ(Waymo)を超える結果を出したのは、中国のバイドゥ(Baidu)だった。サンフランシスコ…
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アレクサなんか目じゃない、あいまい許す対話技術で攻める三菱電機
2022年以降に商用化へ
最近、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)の「Alexa(アレクサ)」や米グーグル(Google)の「GoogleAssistant(グーグルアシスタント)」といった音声対話エージェントに対応した機器が増えている。
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「イベントと会議にVR」は根付くか、一過性回避に付加価値アピール
新型コロナで一躍注目のVR活用(後編)
桜花広場は、もともと社内向けツールとして開発された。桜花一門は「VRオフィス」構想を掲げ、「誰も出社させない」「オフィス代と交通費をゼロ」「東京の仕事を地方で」という、新しい働き方の実現を目指す。そのために「移動のコストと場所のコストを大幅に削減できる」(同社代表取締役の高橋建滋氏)というVRの特…
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「問い合わせ10倍」、イベント中止で企業殺到のVRイベント 魅力は「空間共有」にあり
新型コロナで一躍注目のVR活用(前編)
新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大しイベントや会議などの中止が相次いでいる。日本でも首都封鎖が現実味を増し、企業はテレワークを推進。人が直接集まることを極力避け始めた。こうした中、一躍注目されているのがVR活用だ。VR空間で人が集まり、交流を図る。サービス提供者は用途ごとに特徴を打ち出し、ユー…
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位置情報が明かすファンの行動、試合前後に立ち寄る店はココ
国内のプロスポーツではここ数年、スタジアムやアリーナを訪れるファンの購買データなどを取得してマーケティング施策に活用する取り組みが広がっている。これに対して、“データ先進国”の米国のプロスポーツ界はもっと進んでいる。今回紹介された事例を2つ挙げよう。
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グーグルとアマゾンが火花、「スポーツデータ×AI」が巨大市場に
2019年から2025年までに年平均で約20%成長し、2025年の世界市場は約350億米ドル(1ドル110円換算で3兆8500億円、米Grand View Research調べ)。こんな高成長が期待されるテクノロジー分野がある。