
新型コロナ、製造業の針路
目次
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新型コロナと闘う中国の医療現場へ5G通信インフラ、エリクソンが支援
スウェーデンEricsson(エリクソン)は2020年4月8日、同年初頭の中国での新型コロナウイルス感染拡大のさなか、同社中国チームが現地の医療現場を支援するために行ったミッションクリティカルな通信用インフラとサービスについて報告した。
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ファーウェイの新型コロナ撃退計画、最大3万米ドル相当のクラウドリソース無償
中国Huawei Technologies(ファーウェイ)のクラウドコンピューティングサービス提供部門HUAWEI CLOUDは2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と闘う世界中の顧客をクラウドやAIで支援するアクションプランを立ち上げたと発表した。
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製造業の感染対策に穴 トヨタや富士通は複数拠点で発生、TDKは操業停止に
国内で製造業の工場や事業所が操業停止に陥るリスクが高まっている。新型コロナウイルスの感染者が増加し続ける中、日本の大手企業に従業員の感染者が続出しているからだ。企業は一通りの感染対策をしているというが、「抜け漏れ」はないか。
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新型コロナ対策の“救世主”か、ZMPの無人フォークが物流現場で需要急増
新型モデルの価格は競合の半額に
「もっと早く新型が欲しい」「納期を短くできないか」――。新型コロナウイルスの影響を受けて、ロボット開発スタートアップのZMP(東京・文京)にはこんな問い合わせが急増している。
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車需要いつ戻る? トヨタ「楽観」も警戒高まる「感染再拡大」
新型コロナウイルスの感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)や消費者心理の悪化などで、自動車需要が「蒸発」している。いつ回復し、生産を正常化できるのか。トヨタ自動車は2020年7月ごろを見込むようだ。だが、これは「楽観的」にすぎず、9~10月以降になるとみる専門家が多い。感染の「再拡大」により、一層…
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新型コロナで進む3Dプリンター活用、足りない医療器具を生産 トヨタや日産も積極導入
新型コロナウイルスの感染拡大で不足する医療器具の生産に、3次元(3D)プリンターを活用する動きが加速している。例えば、トヨタ自動車は国内の工場で3Dプリンターを使って医療用フェースシールドを生産する。米国や欧州で既に進めていた取り組みを国内でも展開する形だ。「機械本体と材料、3Dデータさえあれば誰…
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新型コロナ情報を日本人はどう収集するのか、NRIが調査
野村総合研究所(NRI)は2020年4月9日、新型コロナウイルスの感染拡大する中、日本人の情報収集の手段についての調査結果を公表した。2020年3月に15~69歳の日本人の男女3098人を対象にインターネットで集計した。
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グーグルとアップルが濃厚接触者を追跡でタッグ、背景に米国ならではの事情
米国での新型コロナウイルスによる感染の広がりがなかなか収束の兆しを見せない。そんな中、米アップルと米グーグルが新型コロナ対策でタッグを組んだ。コロナ感染者との濃厚接触の可能性を知らせる機能を両社が共同で開発すると2020年4月10日(現地時間)に発表した。スマートフォンを使って新型コロナウイルスの…
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新型コロナにアップルとグーグルが共闘、濃厚接触者をスマホに通知
“ITの巨人”が異例のタッグを組む。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため米アップルと米グーグルは2020年4月10日、感染者と濃厚接触した可能性がある利用者にスマートフォンで通知する仕組みを共同開発すると発表した。20年5月にも各国の公衆衛生当局向けに第1弾の機能の提供を始める。
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3GPP、新型コロナで5Gの標準化作業を延期、次仕様は3カ月遅れ
移動通信の標準化団体である3GPP(Third Generation Partnership Project)は新型コロナウイルス感染症の影響により、第88回全体会合の開催日程を変更すると発表した。
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「部品がない」「人がいない」、内憂外患に陥った日本企業 新型コロナ独自調査速報値
「新型コロナの世界的流行が製造業に与える影響」
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、国内の生産拠点の部品調達が困難になっている。その対策として、日本国内での調達を検討している企業も目立つ——。
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新型コロナで英国などスマホ速度29%低下、日本は耐える
新型コロナウイルスによる都市封鎖(ロックダウン)などの影響で、スマートフォンのデータ利用が世界的に増えている。NTTドコモなど携帯大手各社は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅学習する学生の通信料金負担が増えないようにデータ購入の追加料金を一部無償化する方針を打ち出した。
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「覚悟はしていた」、新型コロナでヤマハ発が減産決意
部品停滞・需要減、影響大きく
ヤマハ発動機は2020年4月9日、新型コロナウイルスの影響を受けて製品の減産に踏み切ると発表した。同年5月に国内8カ所の工場を一定期間止める。主力の2輪車では数千台規模で生産を減らす見通しだ。海外から調達した主要部品の供給が滞っていることや、欧米をはじめとする先進国での需要が減少していることを織り…
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車生産が危険水域へ、1800万台減に再び下方修正 新型コロナで需要蒸発
新型コロナウイルスの影響で、自動車生産が未曽有の深刻な水準にまで落ち込みそうだ――。英調査会社IHSマークイット(以下、IHS)が2020年の自動車生産台数を年初の予測から再び下方修正。約1800万台減り、7100万台程度まで落ちる可能性があることが分かった。リーマン・ショックの影響を受けた200…
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緊急事態宣言で日本のネットは耐えられるか、国内外で通信4〜7割増
通信ネットワークの停滞懸念が強まっている。安倍晋三首相が2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉など7都府県を対象に緊急事態宣言を発令し、テレワークの需要が一層高まっていることが背景にある。国内通信大手によると同年3月下旬の通信トラフィック(日中)は同年2月比で最大40%増えた。社会の生命線となった…
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「開発が止まる」、緊急事態宣言で上がる声 新型コロナが製造業に打撃
「間違いなく開発が止まる」――。2020年4月7日19時、日本政府が「緊急事態宣言」を発令した。新型コロナウイルスの感染が拡大する7都府県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県)を対象に、外出自粛規制がより強化される。同宣言が製造業に与える影響を問うと、神奈川県に開発拠点がある…