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 最近、米グーグル(Google)の「Chrome OS」を搭載したノートパソコン「Chromebook」のテレビコマーシャルをよく見かける。それを見てグーグルとパソコンメーカーが力を入れているのだろうと思い、Chromebookをレビューしてみることにした。ここでは最新機種である台湾エイスース(ASUS)の「ASUS Chromebook C204MA」を取り上げる。この製品の直販価格は4万2800円(税別)だ。

 また今回はASUS JAPANシステムマーケティング部のシンシア・テン部長と、システムビジネス事業部テクニカルプロダクト課の森山直樹テクニカルプロダクトマネージャーに、日本のChromebook事情について話を聞いた。新型コロナウイルスの影響もあり、取材はテレビ会議で実施した。

今回メインで取り上げる「ASUS Chromebook C204MA」
今回メインで取り上げる「ASUS Chromebook C204MA」
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文教中心に売れているChromebook

 ChromebookはWindowsやmacOSより歴史が浅く、製品数も多くはない。名前だけ知っている人や、名前も知らない人もいるかもしれない。そもそも日本で、Chromebookはどのようなユーザー層に受けているのだろうか?

 ASUS JAPANが日本でChromebookを発売したのは2014年だ。テン部長によると、「発売当初は法人向けだったが、現在は学校からの問い合わせが増えている」という。学校の中でも、新しいデバイスの導入に積極的な私立の学校法人の関心が高いとのことだ。

 では現在は文教一辺倒かというとそうでもなく、「2019年ごろから、ベンチャー企業の問い合わせも増えている」(テン部長)。さらに最近は新型コロナウイルス対策の一環として急きょテレワークを始める企業が増えており、その際に社員が使うデバイスとして安価なChromebookも選択肢に入るケースが出てきたという。

 エイスースは複数のChromebook製品を出しており、2in1タイプや大画面モデルも選べる。ラインアップの広さが特徴というわけだ。さらに同社のWindowsパソコンをカスタマイズする形でChromebookを用意できるのも強みだという。