
スマートフォンのBluetooth機能を使い、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性について通知する追跡アプリの開発が世界で広がっている。
このアプリが示すデータを、政府が感染者のつながりを追跡する疫学調査に積極活用するか。それとも利用者への通知と自己判断にとどめるか。政府などがアプリを感染防止対策の中でどう位置付けるかによって、アプリの運用方法と得られる効果は大きく変わる。各国で進む追跡アプリの開発・運用の実態をリポートする。
スマートフォンのBluetooth機能を使い、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性について通知する追跡アプリの開発が世界で広がっている。
このアプリが示すデータを、政府が感染者のつながりを追跡する疫学調査に積極活用するか。それとも利用者への通知と自己判断にとどめるか。政府などがアプリを感染防止対策の中でどう位置付けるかによって、アプリの運用方法と得られる効果は大きく変わる。各国で進む追跡アプリの開発・運用の実態をリポートする。
東京都の新型コロナ対策サイトの開発を手掛けた一般社団法人のコード・フォー・ジャパンは2019年4月15日、濃厚接触者を追跡するスマートフォンアプリの開発を進めていると発表した。参考にするのはシンガポール政府のアプリ「TraceTogether」だ。政府もコード・フォー・ジャパンなど民間が開発するア…
スマートフォンのBluetooth機能を使い、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性について通知する追跡アプリの開発が世界で広がっている。シンガポール政府が2020年3月20日に提供を始めたのに続き、アラブ首長国連邦(UAE)政府も同種のアプリを導入した。