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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために要請されていた外出自粛が2020年5月末に解け、オフィスに従業員が戻り始めた。しかし、新型コロナの収束はしばらく先とみられる。油断は禁物だ。

 在宅勤務をやめて、職場に従業員が密集し始めた途端に「職場クラスター(感染者集団)」が報告され始めている。どの会社も人ごとではない。建設会社も本社や支社、現場作業所など全てが対象になり得る。

 人が大勢集まって話をするようになれば、飛沫が職場に拡散する。マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保は欠かせないが、通常のオフィスは机がぎっしりと並んで、従業員同士がひしめき合っている。

 そこで導入が急がれるのが「空間を仕切る」製品だ。以前からある製品から20年春以降に投入されたものまで、多種多様な間仕切りがある。ここでは最近発売の代表的な製品を写真で見比べながら、オフィス設備の一種である「間仕切り」の選択肢をおさらいしていく。

飛沫感染防止のため、職場の机を仕切った様子。OOKABE GLASSのガラスパーティション「飛沫ガード」を使った例(写真:OOKABE GLASS)
飛沫感染防止のため、職場の机を仕切った様子。OOKABE GLASSのガラスパーティション「飛沫ガード」を使った例(写真:OOKABE GLASS)
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 まずは職場の間仕切り製品に使われる、代表的な素材を列挙してみよう。

  1. アクリル樹脂(板)
  2. 塩化ビニール(塩ビ)樹脂(シート、板)
  3. ポリエステル樹脂(布、シート、板)
  4. ガラス(板)
  5. 紙(段ボール)

 透明のアクリル製間仕切りは、執務室だけでなく接客窓口などでよく見かけるものだ。対面での業務がある場合、視界を遮らない間仕切りが求められるので、透明な製品の需要が高い。

 アクリルは軽くて丈夫、設置も楽である。一般に、価格も安めだ。

アクリル板を使った、オークマの「飛沫飛散防止パーテーション」。価格(税込み)は、幅92cm×高さ90cmのもので1万9800円(写真:オークマ)
アクリル板を使った、オークマの「飛沫飛散防止パーテーション」。価格(税込み)は、幅92cm×高さ90cmのもので1万9800円(写真:オークマ)
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 対して、ガラス製品には安定感がある。しかし、アクリルよりも重いのが普通だ。倒したり落としたりすれば、割れるリスクもある。

 ガラスは表面をアルコール除菌したり、拭き掃除がしやすかったりするというメリットがある。一方、アクリル製品に化学品を使うと、劣化する恐れがある。

 カーテンのように部屋を仕切る製品も多い。透明の塩ビシートによるものが一般的だ。シート製品はユーザー自身で好きな大きさに切れる。利用する空間に応じて加工しやすい。

 透明シートではなく、ポリエステル繊維などで編んだ布で空間を仕切る方法もある。生地が透明ではないので、「個室」のような部屋をつくりやすい。使い方次第では仕事に集中しやすく、働き方改革に役立つときもありそうだ。

くれないのポリエステル製で防炎性能を備えた「間仕っく(マジック)レース」。天井に張るだけで簡単に設置できる。ネット直販価格(税別)は、幅70cm×丈180cmで3480円(写真:くれない)
くれないのポリエステル製で防炎性能を備えた「間仕っく(マジック)レース」。天井に張るだけで簡単に設置できる。ネット直販価格(税別)は、幅70cm×丈180cmで3480円(写真:くれない)
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 段ボールもユーザーが加工しやすいという意味では、工夫次第で様々な使い道が考えられる。ただし見栄えの面で、顧客の目に付く職場では使いづらいかもしれない。