全3565文字
PR
2020年5月、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 May 2020 Update」の配信が始まった。本特集では主要な新機能や変更点を解説する。

 Windows 10 May 2020 Updateで大幅に強化された機能の1つが、パーソナルアシスタントの「Cortana(コルタナ)」である。今回はCortanaの強化ポイントを見ていこう。

注:本記事はプレビュー版であるWindows 10 2004 Build 19041.207を基に執筆しており、通常のWindows Updateでリリースされる版とは異なる可能性がある。

 米マイクロソフト(Microsoft)は、2019年春に配布を開始した「Windows 10 May 2019 Update」でCortanaと検索ボックスを分離した。Windows 10 May 2020 Updateでさらに改善を図り、利便性を向上させている。

 これまでCortanaのウィンドウはタスクバーの一部としてフライアウト表示していた。タスクバーのそばに表示され、表示状態を変えられなかった。

 この表示方法がWindows 10 May 2020 Updateで変わる。Cortanaのウィンドウは単独で表示され、好きな場所に移動したり好きなサイズに変更したりできるようになった。これにより、Cortanaの使い勝手は良くなっている。

アップデート前のCortana起動時のフライアウト表示
アップデート前のCortana起動時のフライアウト表示
[画像のクリックで拡大表示]
アップデート後のCortana起動時の画面。単独のウィンドウに変わった
アップデート後のCortana起動時の画面。単独のウィンドウに変わった
[画像のクリックで拡大表示]

 Cortanaを音声アシスタントとして利用するには、「Cortanaさん」と話しかけて起動するのが手っ取り早い。だが業務でWindowsを使うときは、もっぱらキーボードとマウスでデスクトップを操作する。この場合はCortanaのアイコンを選択しなくてはならず、声で起動するよりも手間がかかる。

 今回のアップデートからCortanaのウィンドウをあらかじめ起動してデスクトップ上の好きな場所に好きなサイズで配置しておけば、必要なときに起動済みのCortanaに問い合わせ内容を入力するだけで利用可能になった。