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2020年5月、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 May 2020 Update」の配信が始まった。本特集では主要な新機能や変更点を解説する。

 新型コロナウイルス対策で急速に導入が進むテレワーク。自宅のパソコンでWeb会議を利用する人が増えたのではないだろうか。会話の内容を聞きやすくするため、Bluetooth接続のヘッドセットやスピーカーを使っているかもしれない。これに限らず、Bluetooth接続のマウスやキーボードを使っている人は多いだろう。

 米マイクロソフト(Microsoft)が2020年5月に配布を始めた「Windows 10 May 2020 Update」は、こうしたBluetooth周辺機器をつなぐ際の「ペアリング」操作が以前よりも簡単になった。現時点では対象となる機器が限られるため、すぐに恩恵を受けるユーザーはそれほど多くはないだろう。とは言え、今後の周辺機器選びに影響する可能性がある。

注:本記事はプレビュー版であるWindows 10 2004 Build 19041.207を基に執筆しており、通常のWindows Updateでリリースされる版とは異なる可能性がある。

「クイックペアリング」がより簡単に

 Windows 10は2018年春に配布が始まった「Windows 10 April 2018 Update」で、Bluetooth周辺機器とのペアリングに関する新方式「クイックペアリング」に対応した。クイックペアリングを使うと簡単な手順でパソコンとBluetooth周辺機器をペアリングできる。

 Windows 10 April 2018 Updateの場合、クイックペアリングに対応したBluetooth周辺機器をペアリング待ち状態にすると、Windows側にポップアップで機器の検知が通知される。このポップアップの[接続]を選択すると、[Bluetoothとその他のデバイス]が起動してペアリングが実行される。ペアリングの完了後、接続に成功した旨を通知するポップアップが表示されるので、[閉じる]ボタンを押せば完了となる。

Windows 10 April 2018 Updateにおいてクイックペアリングによるペアリング待ち状態でBluetooth周辺機器を検知した際の通知
Windows 10 April 2018 Updateにおいてクイックペアリングによるペアリング待ち状態でBluetooth周辺機器を検知した際の通知
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Windows 10 April 2018 Updateにおいてクイックペアリングによるペアリングに成功したときの画面
Windows 10 April 2018 Updateにおいてクイックペアリングによるペアリングに成功したときの画面
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