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 皆さんは、テレビやWebサイトで流れるパソコンのCMで一時期、「インテル(Intel)入ってる」というコメントやキャッチフレーズが挿入されていたのを覚えているだろうか。

 これは、CMで紹介しているパソコンに米インテル製のCPUが組み込まれていることを示している。一般ユーザー向けパソコンの大半のモデルに、インテルのCPUである「Core i」シリーズが搭載されてきたことを物語っている。

 しかしここ数年は、「インテル入ってる」のキャッチフレーズが当てはまらないパソコンが増えている。これらのパソコンは「AMD」(Advanced Micro Devices)という別のメーカー製のCPUを搭載している。

 このAMDはどのようなメーカーなのか。そしてAMD製CPUを搭載するパソコンは、インテル製CPUを搭載するパソコンとどこが違うのか。

 今どきのパソコンを理解する上で重要なキーワードのトップバッターは、この「AMD」とその主力CPUの「Ryzen」シリーズだ。

AMDの「Ryzen 5 3500U」を搭載するマウスコンピューターの「mouse X4-B」
AMDの「Ryzen 5 3500U」を搭載するマウスコンピューターの「mouse X4-B」
(撮影:竹内 亮介)
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AMDのRyzenとインテルのCore iには互換性がある

 AMDのRyzenブランドに属するCPUは、Ryzen 9/Ryzen 7/Ryzen 5/Ryzen 3の4つのシリーズで展開されている。「Ryzen」の後に続く数字が大きいほど性能が高い。

AMDはデスクトップパソコンだけでなく、ノートパソコン向けのRyzenシリーズも展開している
AMDはデスクトップパソコンだけでなく、ノートパソコン向けのRyzenシリーズも展開している
(出所:米AMD)
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