
私たちの「アフターコロナ」
目次
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「ヘルスケアにテクノロジーを」、アリババのAI研究キーパーソンが語る
中国のアリババ集団は新型コロナウイルス対策でAI(人工知能)を活用したソリューションを次々と投入した。その中心人物である華先勝氏が、現在開発中の感染症ソリューションについても語った。
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「今求められる医療とは何か」を問い直す、経産省と厚労省を橋渡しする官僚の江崎氏
新型コロナウイルスは「これまで誰もが当たり前と思ってきたことを問い直すきっかけを与えてくれた」と経済産業省商務・サービスグループ政策統括調整官でありながら、厚生労働省と内閣官房を兼務する江崎禎英氏は語る。
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連合の神津会長「コロナで矛盾露呈、セーフティーネット整備急げ」
各界のキーパーソンに新型コロナウイルスの影響や、新しい社会へのヒントを聞く「私たちの『アフターコロナ』」。連合の神津会長は「不安定な働き方の矛盾があらわになった」と指摘し、雇用や生活保障のセーフティーネットを早急に整備する必要があると説く。
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元MIT伊藤穰一氏を直撃、アフターコロナの革新は「バイオ」から
各界のキーパーソンに新型コロナウイルスの影響や、新しい社会へのヒントを聞く「私たちの『アフターコロナ』」。米MITメディアラボの所長を2019年9月まで務めた伊藤穰一氏が単独インタビューに応じた。伊藤氏が今、“革新源”として注目しているのはバイオの領域だという。
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「3密回避」の旅行をどこよりも速く、星野リゾート・星野代表
1年半はコロナと対峙する覚悟
新型コロナによって深刻な需要減に直面する観光産業。星野リゾートは1年~1年半にわたって影響が続くと判断し、新たな旅行の在り方を模索する。国内観光に注力し、コロナ後には日本の観光力をさらに強くしたい考えだ。
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個人情報は「命を守るもの」に変化、村井純・慶応大教授が語る
新型コロナウイルスの感染拡大によって社会のあらゆる分野でデジタル化が加速すると同時に、課題も浮き彫りになった。その1つが個人情報の扱い。「監視社会を避けながら、健康を核としたデータガバナンスを構築できるはずだ」。慶応義塾大学の村井純教授は語る。
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新型コロナを「日本が世界をリードするきっかけに」、理研・松岡センター長
新型スパコン「富岳」の1年前倒しを決めた責任者に聞く
理化学研究所(理研)計算科学研究センターでセンター長を務める松岡聡氏は、「新型コロナを機に生まれた新しいサイエンスの作法が、開発の時間軸を変えていく」と見通す。「アフターコロナ」に向けて重要な役割を担うのが、“脱ガラパゴス”を掲げて開発した新型コンピューター(スパコン)「富岳」だ。
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新型コロナで分かった政治家の絶望的な数学力、サイエンス作家・竹内薫が語る
新型コロナウイルス感染症の拡大対策の中で、感染者数の推移推定などに数理シミュレーションが用いられた。指数関数的に増加する恐ろしさとともに、数学思考の重要性が再認識された。“次の一手”を見据えるのに必要な数学思考の重要性を、サイエンス作家の竹内薫氏が語った。
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高密都市は終わるのか? 建築家・内藤廣氏に聞くアフターコロナの建築
高密度な都市構造に疑問の声が上がるなかで、建築家の内藤廣氏は、ニーズが変われば「失敗する巨大開発が出てくる可能性がある」とみる。数々の都市再生事業に関わってきた内藤氏だからこそ見える、アフターコロナの建築と都市とは。
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“タクシー王子”川鍋氏が激白、アフターコロナは「動くオフィス」「データコレクター」
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、タクシー需要は急速にしぼんだ。東京都内では前年比で実に65%も落ち込んだという。タクシー業界はアフターコロナにどんな未来を描くのか。タクシー業界の変革を主導してきた日本交通代表取締役会長の川鍋一朗氏に聞いた。
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コロナが変える業界の常識、IT・製造・建設で非連続な変化
日経クロステック編集長、緊急座談会
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている。先はまだ見えないが、いずれは終息するだろう。14世紀、ペストによって封建制度が崩壊し、ルネサンスが興った。ではコロナの先に、どんな未来が広がるのか。日経クロステックのIT、先端技術、建設の編集長が今後を展望する。司会は同副編集長の島津 翔。
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「コロナ前に戻るべきでない」、日立の東原社長が経営者の心得を緊急提言
各界のキーパーソンに新型コロナウイルスの影響や、新しい社会へのヒントを聞く「私たちの『アフターコロナ』」。日立製作所社長兼CEO(最高経営責任者)の東原敏昭氏は「ビフォーコロナの世界には戻らない」と断言する。