(出所:アフラック生命保険)
(出所:アフラック生命保険)
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 がん保険や医療保険を手掛けるアフラック生命保険はデジタル技術を駆使して、顧客、販売パートナーである代理店の担当者、社員それぞれに付加価値を提供できるような新サービスを立ち上げるデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めている。

 特徴は2019年以降、社内外で様々な新サービスを相次ぎ提供している点だ。成果連発と言ってよい。採用しているデジタル技術は、音声や文字を認識したり、テキストを含めたデータを分析したりできるAI(人工知能)、VR(仮想現実)、分身ロボット、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、デジタル技術を組み込んだIVR(自動音声応答)やワークフローなど、多岐にわたる。

 いったいこれらのデジタル技術をどのように適用しているのか。成果を出すためにどのような工夫を凝らしているのか。DX関連プロジェクトの関係者や推進責任者への取材を通して、DXの大革命と言っても過言ではない取り組みの全貌を明らかにする。