
(出所:PIXTA)
多くのパブリッククラウドサービスには無料枠が提供されている。人工知能(AI)のような先端サービスも対象になっている。ITエンジニアはスキルアップのため、クラウドサービスを気軽に試すことができる。ただし無料枠の利用に当たっては、思わぬ課金が発生する落とし穴もある。主要なクラウドサービスを取り上げ、それぞれの無料枠の活用法を解説する。
多くのパブリッククラウドサービスには無料枠が提供されている。人工知能(AI)のような先端サービスも対象になっている。ITエンジニアはスキルアップのため、クラウドサービスを気軽に試すことができる。ただし無料枠の利用に当たっては、思わぬ課金が発生する落とし穴もある。主要なクラウドサービスを取り上げ、それぞれの無料枠の活用法を解説する。
主要クラウドは新規ユーザーを取り込むために、手厚い無料試用枠を用意している。今回は米Google(グーグル)のGoogle Cloud Platform(GCP)を取り上げる。ビッグデータ分析のBigQueryなどに無料枠がある。
Azureの無料枠の考え方は、Amazon Web Services(AWS)とは大きく異なる。Azureの無料枠を使う場合、まず無料枠専用のアカウントを作ることになる。これを使う限り、期限が過ぎたり上限に達したりして勝手に課金されることはない。
前回に続いて、Amazon Web Services(AWS)の無料利用枠を記者が実際に試す。列車とバスの写真をAI(人工知能)で判別するツールを作る。
Amazon Web Services(AWS)の無料枠でどんなことができるのかを具体的に示すために、記者が試用した。画像識別の人工知能(AI)を開発する。
Amazon Web Services(AWS)は60ほどのサービスについて無料枠を設定しており、「AWS 無料利用枠」というWebサイトで一覧できる。仮想マシン「EC2」は月間750時間まで12カ月間無料。オブジェクトストレージ「S3」は5ギガバイトまで12カ月間無料だ。