全1882文字
PR

手順2 線を写す

 次は、削る箇所を鉛筆描きする段階です。第三角法で描かれた図の線を直方体に描き込みます。描き込むルールは、図の水平線は30°の角度で描き写します。これは等角投影図の線が30°で描かれているからです。図の縦線はそのまま縦のまま描き写します。

 このルールに従い、まず正面図からスタートします(図4)。底面や左側面などはすでに直方体の線として表されているので、残りは水平線が1本と縦線が1本です。これを直方体の手前左の面に描き込みます。位置は、正面図と同じ感じになるよう、バランスを見て決めます

図4 正面図の線を写す
図4 正面図の線を写す
直方体の左手前の面にバランスを見て描き込む。(出所:西村仁)
[画像のクリックで拡大表示]
* 細かく言えば、縦線なら正面図左端からの距離と右端からの距離の比を見て、直方体の面でも同じ比になるところへ線を引く。

 次の側面図では水平線が1本あるので、これを直方体に描き込みますが、始点はすでに直方体に表されています。先ほど正面図を基に入れた水平線の右側の端点です。この点から右上に30°の線を引きます(図5)。最後の、上面図の線は、同じく先ほど描き込んだ縦線の上端が始点になるので、そこから右上に向かって30°の線を引きます(図6)。

図5 側面図の線を写す
図5 側面図の線を写す
直方体の右手前の面に側面図の線を描き込む。既に描き込んだ線が位置の基準になる。(出所:西村仁)
[画像のクリックで拡大表示]
図6 上面図の線を写す
図6 上面図の線を写す
上面図の線を直方体の上面に描き込む。(出所:西村仁)
[画像のクリックで拡大表示]