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 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、不要不急の外出を自粛しテレワークをしている人はまだ多いはずだ。テレワークはインターネット接続が必須で、仕事で使う分普段より通信量が増えがちになる。

 自宅でのインターネット接続方法はさまざまだが、スマホのテザリング機能を利用している場合、通信量があっという間に契約で定められた上限に達する可能性がある。ビデオ会議が多く、通信量が気になって困っている人もいるだろう。上限を超えると通信制限がかけられ、速度が大幅に低下してしまうからだ。

 追加料金を支払うとさらに一定量は通信制限なしで利用できるが、それもあっという間に消費してしまう恐れがある。格安SIMを購入して月額料金を安くしているにもかかわらず、テザリングを使いすぎて大手通信会社の大容量プラン並みにお金を使ってしまったという話も見かける。

 テザリングほど厳しくはなく、通信量の上限が公開されていないサービスが多いが、家庭向けの固定回線も通信制限がかけられる可能性はある。

 いずれにしても通信が制限されると、必要なときにネットが遅い、またはつながらないといった状況になり仕事に支障が出る恐れがある。そうならないようにするためにも、日ごろから通信量を把握しておきたい。

快適な通信環境の実現は通信量の把握から

 通信量はパソコンやスマホの設定画面で調べられる。Windows 10の場合は、「設定」の「ネットワークとインターネット」の項目にある「データ使用状況」で、接続先を選択するとアプリケーションごとの過去30日間の通信量をリスト形式で確認できる。通信量が多いアプリの使用頻度や使用時間を少なくするなどの工夫により通信量を減らせる。

Windows 10は「設定」の「ネットワークとインターネット」にある「データ使用状況」で、アプリごとの過去30日間の通信量を確認できる
Windows 10は「設定」の「ネットワークとインターネット」にある「データ使用状況」で、アプリごとの過去30日間の通信量を確認できる
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 iPhoneやiPadで使われるiOS/iPadOSは「設定」の「モバイル通信」にある「モバイルデータ通信」を、Androidは「設定」の「アプリのデータ使用量」を開くと通信量を確認できる。

iPhoneやiPadの場合、「設定」の「モバイル通信」にある「モバイルデータ通信」でアプリごとの通信量を確認可能だ
iPhoneやiPadの場合、「設定」の「モバイル通信」にある「モバイルデータ通信」でアプリごとの通信量を確認可能だ
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