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自分の映像の背景を変えられる

 映像を使ったオンライン会議は便利だが、背景に部屋の様子が思いっきり映ってしまう。部屋が片付いていればよいが、中には生活感あふれる部屋の様子が同僚にさらされると困る人もいるだろう。そうした人は、映像の背景を差し替えるとよい。ニュース番組の天気予報コーナーといった映像の制作現場で使われるクロマキー合成のような仕組みだが、この機能は背景を自動的に判別するので、単一色の背景を用意しなくてもよい。

 背景を消すには、中央の操作バーにある「その他のオプション」ボタンから「背景効果を表示する」を選択する。画面右側に背景の設定画面が表示されるので、一覧から好みの背景を選び「適用してビデオオンにする」を選ぶと、その背景に切り替わる。「プレビュー」を選ぶと、画面右下に背景を差し替えたプレビューが表示されるので、適用前に見栄えを確認しておこう。背景が不評であれば、会議中でも背景を変えられる。

 この機能で映像から背景は消えるが、服の色と背景の色が似ていると、服の境目が判別にしくい。また黒色の物が置いてあったり、影が多かったりすると、それらと髪の毛を誤判定する場合がある。背景は自動的に消えるとはいえ、洋服の組み合わせや、後ろに置くものはなるべく注意したほうがいいだろう。

 米マイクロソフト(Microsoft)はWebページで、この機能は非力なCPUを搭載するパソコンでは利用できないと説明している。筆者は実際に、CPUに米インテルのAtomを搭載する格安パソコンで試してみたところ、項目が表示されず利用できなかった。すべてのパソコンで利用できるとは限らないので気を付けたい。

Teamsは背景を好みで変えられる。人間の輪郭を自動判別するため、単一色のスクリーンなども不要だ。ただし、画面のように後ろに黒い物があると、うまく機能しない場合がある
Teamsは背景を好みで変えられる。人間の輪郭を自動判別するため、単一色のスクリーンなども不要だ。ただし、画面のように後ろに黒い物があると、うまく機能しない場合がある
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 この機能で背景に設定できるのは基本的に用意された背景のみだが、少し手間をかければ自分好みの写真を表示させることも可能だ。

 エクスプローラーのアドレスバーに「%AppData%\Microsoft\Teams\Backgrounds\Uploads」と入力し、Teamsの背景写真用のフォルダーを開き、そこに設定したい写真ファイルをコピーする。背景の一覧画面にコピーした画像が表示されるので、それを選ぶと背景に適用される。対応する画像形式や解像度は不明だが、こちらで試したところJPEG形式やPNG形式は認識された。デジタルカメラで撮影した高解像度写真の表示も問題なかった。用意された背景が味気ないと思ったら、好みに応じて変更してみるのもよいだろう。

「%AppData%¥Microsoft¥Teams¥Backgrounds¥Uploads」に好みの画像ファイルを追加すると背景に指定できる
「%AppData%¥Microsoft¥Teams¥Backgrounds¥Uploads」に好みの画像ファイルを追加すると背景に指定できる
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