
(画像:123RF)
セキュリティー対策は企業ネットワークに必要不可欠だ。実現方法は多数あるが、そのなかでも比較的容易なのがセキュリティーアプライアンス(機器)製品の導入だ。セキュリティー機器は企業ネットワークを守るために必要な機能をハードウエアで実装したものだ。その機能は多岐にわたる。そこで本特集はセキュリティー機器が備える主な機能を解説する。
セキュリティー対策は企業ネットワークに必要不可欠だ。実現方法は多数あるが、そのなかでも比較的容易なのがセキュリティーアプライアンス(機器)製品の導入だ。セキュリティー機器は企業ネットワークを守るために必要な機能をハードウエアで実装したものだ。その機能は多岐にわたる。そこで本特集はセキュリティー機器が備える主な機能を解説する。
出典:日経NETWORK、2020年6月号 pp.36-43 「セキュリティー機器大全」を改題、編集
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
入るのを防ぐばかりがセキュリティー機器の役目ではない。ネットワークを通じて外部に出ていくデータを検証する機能や、逆に外部から社内ネットワークに接続するための機能もセキュリティー機器には必要だ。
攻撃を排除するのもセキュリティー機器の重要な役割だ。ファイアウオールを越えて入り込んだ攻撃を遮断するWAF(Web Application Firewall)やIPS(Intrusion Prevention System)、ウイルスなどのマルウエアを検知して排除するAVGW(AntiVirus …
ファイアウオールはセキュリティー対策の最も基本的な機能である。どのような通信を許可し、どのような通信を認めないかを設定する。許可していない通信が社内ネットワークなどのLANに入り込むのを防ぐ。