デジタル技術を用いた事業変革が進む中で、エンジニアには技術力以外にさまざまなスキルが求められるようになっています。論理的思考力や戦略立案、プレゼンに資料作成など、戦略コンサルタントの得意分野と思われてきた領域のスキルの重要度が上がっています。エンジニアが磨いておきたい「コンサル的スキル」を解説します。

「コンサル的スキル」の磨き方
目次
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自社商品はなぜ売れないのか、コンサル式の原因分析3ステップ
「商品が思うように売れない!」――よくあるシーンです。売れない理由を分析するために情報収集をする必要がありますが、どのように進めたらよいでしょうか。
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「仕事の途中経過を教えて」と言う上司、コンサル流の答え方とは
「仕事の途中経過を教えて」。上司にこう言われて困った経験のある人は少なくないでしょう。調査や分析のような仕事では「何がどこまで進んだか」を本人も理解できていないことがあります。
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ロジカルに話せる人と話せない人、何が違うのか
「もっとロジカルに説明してほしい」。ビジネスの現場でよくある指摘です。では「ロジカルに説明する」とはどんなことか具体的にイメージが湧くでしょうか。それが分からなければ、いくらロジカルにしようとしてもうまくいきません。
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コンサルのスケジュール作成法3つ、計画があいまいなときに向くのはどれ?
コンサルタントがスケジュールを資料に入れて説明する際、大きく3つのパターンから最も適したフレームワークを選び出します。詳細なスケジュールの情報を持っていないときや経営陣に説明をするときは、なるべくシンプルなものを選びます。
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反論されにくいプレゼンの秘訣、「結論」を言うのは最初か最後か
「ビジネスでは結論を最初に話すべし」とよくいわれますが、結論から説明することが常に効果的とは限りません。プレゼンが上手な人は、結論を最初に話すか最後に話すか、シーンによって使い分けています。
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経営企画部に喜ばれる収支計画書とは?開発リーダーが押さえておくべき会計知識
収支計画書作成に不慣れな人が忘れがちなのが「費用と現金支出(キャッシュアウト)を分けて考える」ことです。これができていないために収支計画書の承認が通らず、開発が始められないケースがあります。
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資料が悪いとプレゼンもダメになる、「ブロック思考」で手間なく改善
文字が多く説明しにくいプレゼン資料を、手間をかけずに修正するテクニックをご紹介しましょう。
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聞き手がイライラする「多すぎるスライド」、手間をかけずに修正する方法
枚数が多すぎて、聞いていて全体像が見えない――。こうしたスライドを、短時間で分かりやすく構成し直すにはどうしたらよいか。そのテクニックを紹介しましょう。
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下線の代わりに「下線(会計)」を使う、見栄えの良いExcel表を作るコツ
使用するデータの中身とレイアウトは変えずに、見栄えの良いExcel資料を作るテクニックを3つ紹介します。
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必要なのはWBSじゃない、プロジェクトを円滑に始めるスケジュール作成の鉄則
プロジェクトをスムーズに進めるために重要な役割を果たすのがスケジュールです。スケジュールがきちんと作られていれば、メンバーの業務調整や進捗管理、他部署とのやり取りなども進めやすくなります。
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IT部門長に突き返されたロジックツリー、重要な項目が漏れてしまった原因
あるメーカーのIT部門に所属する宇田川さんの例を基に、コンサルタント流のロジックツリーの使い方を紹介しましょう。
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間違いだらけの議事録作成、鉄板フォーマットを押さえて効率化しよう
筆者が議事録を作成する際に最も重視するのは、議事録の鮮度です。ビジネスにおける議事録の重要な役割の1つは、ミーティングで決まったことが何かを明らかにして、関係者が共通認識を持つことです。
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その報告書では上司が納得しない、「SWOT分析」の落とし穴
自社の既存事業がどのような状態にあるか、説得力のある分析をするにはどうしたらよいのでしょうか。今回は、コンサルタント流のSWOT分析のノウハウを説明します。
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そのWebアンケートは本当に役立つ?製品が売れない真の理由を探る方法
商品検討をしてくれたものの実際には購入してくれない“取り逃し顧客”をどう防ぐべきなのか、取り逃しの理由を分析し改善アクションにつなげるための分析手法を説明していきます。
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第1回 期待の新製品が売れない!原因は「ファネル」で分析してみよう
エンジニアが磨いておきたい「コンサル的スキル」。今回のテーマは、マーケティングの分析手法です。消費者像を正しく捉えて市場ニーズを的確に把握するスキルは、今後エンジニアにも求められてくるでしょう。