
(画像:123RF)
人工知能学会は2020年6月9日から12日まで第34回全国大会を開催した。新型コロナウイルス感染症対策のためオンラインで開催されたが、発表件数は915件と前年を大幅に超え過去最多となった。全国大会の講演などから、人工知能(AI)研究の最前線とオンライン化に伴う全国大会の変化を紹介する。
人工知能学会は2020年6月9日から12日まで第34回全国大会を開催した。新型コロナウイルス感染症対策のためオンラインで開催されたが、発表件数は915件と前年を大幅に超え過去最多となった。全国大会の講演などから、人工知能(AI)研究の最前線とオンライン化に伴う全国大会の変化を紹介する。
2020年6月9日から12日まで開催された人工知能学会全国大会は、新型コロナウイルス感染症対策として同大会初のオンライン開催となった。論文発表件数は915件と過去最高、事前登録の参加者数は過去最多だった前年に匹敵する2155人となり、大きなトラブルもなく成功裏に終わった。今大会を振り返った大会運営…
2020年6月9日にオンラインで開催された第34回人工知能学会全国大会の基調講演に札幌市立大学の中島秀之学長が登壇、「AI技術を活用する社会のデザイン」と題して講演し、人工知能(AI)の歴史を振り返るとともにAI活用に向けた新しい社会のあり方を提言した。
深層学習など現在の人工知能(AI)技術が抱える課題を解決するには、「世界モデル」の研究が重要になる――。2020年6月9日にオンラインで開催された第34回人工知能学会全国大会のセッションで、一線級の研究者が激論を交わした。