新型コロナウイルス感染症対策としてテレワーク導入の動きが急速に進んでいる。それに伴って、コミュニケーション不足が問題視されるようになっている。
オフィスにいれば口頭でできる社内のホウレンソウ(報告・連絡・相談)が、自宅にいるとしづらくなる。気軽に雑談できないこともストレスになりえる。電話をかけるかWeb会議を開けばよいのだが、その作業を大変に感じたり相手にかける負担を心配したりして、頻繁に連絡するのをためらってしまう人もいるだろう。
そのような人にうってつけなのが、文字による会話ができるチャットツールを提供するサービスだ。こうした「チャットサービス」は、画像を添付して送るような使い方も可能だが、基本はテキストのやりとりなので通信回線への負担も少ない。メールのように宛先や件名を指定する必要はなく、映像や音声のやりとりもないので、ツールを起動したままでも仕事の邪魔にならない。
チャットサービスは、複数人で会話をするグループチャットも可能なので、チームメンバーとの連絡や雑談などにも使える。今回は、無料プランがある2つのチャットサービスを紹介しよう。