数十分の打ち合わせのために飛行機や新幹線に乗るのが当たり前だった時代は、過去のものとなりつつある。新型コロナウイルスの影響による移動自粛の中、テレワークにおけるコミュニケーション不足を補うツールとして大きな注目を集めているのが、インターネットを使った「Web会議サービス」である。
Web会議サービスは、家庭用の通信回線とカメラ付きのノートパソコンやスマホがあれば自宅にいても顔を見ながら打ち合わせができるため、一気に普及した感がある。映像、音声によるコミュニケーション、本特集の前回で紹介したテキストチャット、パソコンで開いている画面の共有などが可能だ。
新型コロナウイルスの脅威が薄れても、Web会議の便利さや実用性がここまで広がれば、今後も「オンラインでいいよね」という会議が多くなるはずだ。さらに今年は自粛対策として試用期間を延長したり、有料の機能が無料で使えたりしているWeb会議サービスがある。利用したことがなければ、試してみるとよいだろう。
ここでは無料で試せる2つのWeb会議サービスを紹介する。