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無料で勤怠管理ができる「IEYASU」

 テレワークで上司が困ることの1つは、間違いなく勤怠管理だ。会社にいればタイムカードや休暇届などで管理できる勤務時間が、テレワークとなれば部下の自己申告に頼るしかない。部下としても、申告した勤務時間がきちんと記録されているか不安になるものだ。こうした状況で役立つのが、勤怠管理のできるWebサービス「IEYASU」だ。4種類の有料プランと無料の「フリープラン」がある。フリープランでも基本的な勤怠管理の機能を無期限で使用できる。

 会社などの代表者がアカウントを作成する。アカウントの作成者がシステム管理者となるので、誰が管理するかを決めてから利用を開始しよう。メールアドレス、ログインIDなどを入力すると仮登録状態になり、会社専用のURLがメールで通知される。メールが届いたらURLにアクセスして、社名や従業員数、業種などを入力して本登録をする。本登録が済んだら初期設定に進む。

Webサイトで「今すぐ無料で試してみる」をクリックし、メールアドレス、ログインID、パスワードを指定する
Webサイトで「今すぐ無料で試してみる」をクリックし、メールアドレス、ログインID、パスワードを指定する
(出所:IEYASU)
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 オンラインで勤怠管理をするには、初期設定が必要となる。営業所などの拠点、会社の部門、雇用形態、休暇など基準となる勤務形態などを入力する。例えば「勤怠設定」では、出退勤時刻の端数処理やタイムカードの打刻が1日1回でよいかなど、細かな設定が可能になっている。

本登録後、専用URLにアクセスして部門、拠点、雇用形態、休暇設定など、雇用に関する会社の基本情報を入力する
本登録後、専用URLにアクセスして部門、拠点、雇用形態、休暇設定など、雇用に関する会社の基本情報を入力する
(出所:IEYASU)
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 次にこのシステムで管理する社員を全員登録する。IEYASUにログインするためのIDとパスワード、メールアドレス、入社日、所属部門、雇用形態、勤怠の承認者など、勤怠管理に必要な情報すべてを入力するので、最初は手間がかかる。入力した人のデータをコピーして使えるので、コピーを活用しながら入力していくとよい。社員が登録できたら初期設定は完了だ。

「システム管理」タブで「社員」の「新規作成」を選んで登録画面を表示する。フレックスタイムなどにも柔軟に対応できる
「システム管理」タブで「社員」の「新規作成」を選んで登録画面を表示する。フレックスタイムなどにも柔軟に対応できる
(出所:IEYASU)
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 社員は出退勤時にIEYASUへログインして「打刻」をクリックし、出退勤時刻を記録する。出退勤時刻は「日次勤怠」として月単位でまとめて見られる。遅刻や休暇などの申請もできる。申請を出すと、勤怠の承認者として登録されているユーザーに承認依頼が届く。

社員は出社時と退社時にログインして「打刻」をクリックする。時間を確認して「出勤」または「退勤」ボタンを押す
社員は出社時と退社時にログインして「打刻」をクリックする。時間を確認して「出勤」または「退勤」ボタンを押す
(出所:IEYASU)
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「日次勤怠」をクリックすると、月単位で勤務時間が表示され、必要に応じて休憩時間や備考の記入、承認申請などができる
「日次勤怠」をクリックすると、月単位で勤務時間が表示され、必要に応じて休憩時間や備考の記入、承認申請などができる
(出所:IEYASU)
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鈴木 眞里子(すずき まりこ)
フリーランスデザイナーを経て、1990年にグエルに入社。現在は、IT関連の記事および書籍の執筆、編集、翻訳、デザインを主に担当。Webページのデザインも手がける。