新型コロナウイルスの影響で、メンタルヘルス(心の健康)の維持に注目が集まっている。在宅勤務が続き、対面でのやり取りが減った職場では、社員の心の健康状態を察知する機会が減ってしまった。社内で顔を合わせていれば、仕事をしている雰囲気などから元気がなかったり落ち込んでいたりすることが比較的分かりやすく、上司や同僚も声をかけやすかった。企業の求めを受け、指先の脈拍や音声などから早期に社員の心の健康状態のゆらぎに気付くための新サービスの開発が進んでいる。社員が自分の気分の変動を意識してストレスに対処する心構えを形成することや、職場が社員のモチベーションを高めるための施策や対策を早めに実施することにつなげる。また、うつ症状や不安障害の心理ケアである「認知行動療法」をデジタル化する技術開発も活況だ。ゲームやVR(仮想現実)を活用し、実際に効果を検証する取り組みが始まっている。

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ウィズコロナ時代の「メンタルヘルスケア」
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