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第4位●Rakuten Mini~片手で操作できる超小型モデル

発売日:2020年1月23日(先行発売)
実売価格:1万7000円(税別)
画面サイズは約3.6インチで、ホーム画面は片手で操作しやすいデザインになっている
画面サイズは約3.6インチで、ホーム画面は片手で操作しやすいデザインになっている
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 Rakuten Miniは、2020年4月からMNO(移動体通信事業者)としての正式サービスを開始した楽天モバイルのオリジナルモデルである。約3.6インチのディスプレーを搭載し、約79グラムと超軽量であることが特徴だ。モバイルFeliCaを搭載するスマホとしては「世界最小・最軽量」としている。

 物理SIMを挿せず、組み込み型のeSIMを採用している点もこのスマホの特徴だろう。購入時には楽天モバイルのeSIMの情報が書き込まれているが、SIMロックはかけられていないので、他社のeSIMを追加することも可能だ。日本国内だとインターネットイニシアティブの「IIJmio」が提供しているeSIMを利用でき、海外渡航時に海外の通信事業者のeSIMを追加することもできる。

 実際に使ってみると、さほど使いづらくはなく、片手で操作したい人には適しているように思えた。大画面モデルと併用する2台目としても、検討する価値があるだろう。

アウトカメラは約1600万画素。それなりの画質で撮れるが、画面が小さいので撮影時のピント確認などはしづらい
アウトカメラは約1600万画素。それなりの画質で撮れるが、画面が小さいので撮影時のピント確認などはしづらい
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 なおRakuten Miniは、製造番号によって対応周波数が異なる。それを消費者に告知していなかったことなどが問題視されて、楽天モバイルは総務省から行政指導を受けた。販売開始からしばらくは、日本の3大キャリアが採用するBand 1(2.1GHz)に対応していたが、現在販売中の機種は対応していないので注意が必要だ。

第3位●iPhone SE(第2世代)~コンパクトながら驚くほどパワフル

発売日:2020年4月24日
実売価格:4万4800円(税別)から
画面サイズは4.7インチ。片手でも操作しやすい
画面サイズは4.7インチ。片手でも操作しやすい
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 第2世代のiPhone SEは、iPhone 6~8と同じ4.7インチのディスプレーを採用し、現在のラインアップの中では最もコンパクトなモデルだ。それでいながら最新のiPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionicチップ」を搭載しており、パフォーマンスは上位モデルと比べて遜色ない。グラフィックスに凝ったゲームはもちろん、4K動画の編集なども快適にできる。

 ホームボタンがあることもiPhone SEのメリットだろう。筆者は、2017年11月に発売されたiPhone X以来ホームボタンがないiPhoneを使っているが、久しぶりにホームボタンがある端末を使ってみてシンプルな操作性と指紋認証機能の「Touch ID」を使える便利さを再認識した。現在、iPhone 8以前の機種を使っていて慣れ親しんだ操作性を維持したい人は、iPhone SEに機種変更すれば使い勝手はそのままに、パフォーマンス向上の恩恵を受けられるわけだ。

ホームボタンは指紋センサーを兼ねている。最近は新型コロナウイルス感染防止のためマスク着用を求められる場面が多いので、指紋センサーの搭載はうれしい
ホームボタンは指紋センサーを兼ねている。最近は新型コロナウイルス感染防止のためマスク着用を求められる場面が多いので、指紋センサーの搭載はうれしい
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 価格は64Gバイトモデルが4万4800円、128Gバイトモデルが4万9800円、256Gバイトモデルが6万800円で、それぞれiPhone 11よりも3万円安い。デュアルカメラ(超広角+標準)を必要とせず、片手で操作しやすいサイズを好む人にとっては、iPhone SEのほうが断然お得だ。