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第2位●OPPO Reno3 A~おサイフも使える万人受けモデル

発売日:2020年6月25日
実売価格:3万9800円(税込み)
6.44インチの有機ELディスプレーを搭載
6.44インチの有機ELディスプレーを搭載
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 2020年はKDDI(au)とソフトバンクから5G対応のスマホを発売するなど、日本市場でのシェア拡大に意欲的な姿勢を示している中国OPPO(オッポ)。2020年上半期に発売したSIMフリースマホは、この「OPPO Reno3 A」だけだ。ただし販路は広げており、ロングセラーを狙う勝負モデルと言っていいだろう。

 OPPO Reno3 Aは、2019年10月に発売しヒットを続けている「OPPO Reno A」の後継モデルである。スペックはミドルレンジモデルとしては十分で、おサイフケータイや防水にも対応していることが特徴だ。前モデルでは2眼だったアウトカメラは4眼へと進化を遂げている。

4眼カメラはメイン(約4800万画素)+超広角(約800万画素)+モノクロ(約200万画素)+ポートレート(約200万画素)という構成
4眼カメラはメイン(約4800万画素)+超広角(約800万画素)+モノクロ(約200万画素)+ポートレート(約200万画素)という構成
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 6.44インチの有機ELディスプレーは「YouTube」「Netflix」などの動画を楽しむのにも適している。4025mAhの大容量バッテリーを搭載しており電池持ちも良いほうだ。万人受けしそうな、バランスが取れたモデルと言えるだろう。

 オッポは日本市場に参入して3年目を迎えた。2019年12月から集荷修理サービスを開始するなど、購入後のサポート体制も強化しつつある。「安心して買える」ことも加点して2位とした。

第1位●Redmi Note 9S~ズバ抜けたコスパが魅力

発売日:2020年6月9日
実売価格:2万4800円(税込み)から
6.6インチの大画面ディスプレーを搭載
6.6インチの大画面ディスプレーを搭載
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 筆者がベスト5に選んだ機種は、それぞれ個性があって、そもそも優劣を付けられるものではない。しかし筆者の独断という前提で迷った末に選んだ上半期のベストモデルは、中国シャオミ(小米科技)の「Redmi Note 9S」だ。決め手となったのは、圧倒的なコストパフォーマンスの高さである。

 プロセッサーにSnapdgragon 720G(最大2.3GHz オクタコア)を採用し、4800万画素をメインとする4眼カメラを搭載するなど、「ハイエンド」と言っても差し支えないほどのスペックを備えつつ、RAM 4Gバイト+ROM 64Gバイトモデルが2万4800円、RAM 6Gバイト+ROM 128Gバイトモデルが2万9800円(いずれも税込み)という価格が設定されている。筆者の感覚では、相場よりも1万円から2万円くらい安いという印象だ。

 5020mAhの大容量バッテリーを搭載し、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応。Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯に対応し、USBポートはType-Cを採用している。3.5ミリのイヤホンジャックも備えており、「安いから仕方ない」といった残念な部分は見当たらない。おサイフケータイには対応していないが、それを必要としないのであれば、非常に満足度は高いだろう。端末の質感も2万円台のスマホとしては上々で、カメラを中央に配したシンメトリーのデザインも魅力的だ。

背面にクアッドカメラを搭載。左右対称のシンメトリーデザインになっている
背面にクアッドカメラを搭載。左右対称のシンメトリーデザインになっている
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 シャオミは2019年12月に日本市場へ参入したばかり。ファーウェイやオッポなどと比べると、購入後のサポート面で不安が残る。しかし、だからこそ安く買えるとも言える。端末そのものは世界シェア4位にふさわしい完成度なので、安心していいだろう。

村元 正剛
ゴーズ 代表取締役
NTTドコモがiモードを開始した1999年からモバイル業界を取材するITライター。さまざまな雑誌やWebメディアにスマートフォンを中心にモバイル機器のレビュー記事を寄稿する。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立し、現職。