混雑状況をスマホで確認する
多くの人が訪れそうな観光地や飲食店などは、スマホアプリを活用して、訪問を避けるか混み合わない時間帯を狙って訪れたい。Googleマップで施設や店舗を検索すると、リアルタイムの混雑状況を確認できる。施設によってはリアルタイムではなく、過去数週間の情報を基にした推測になる。
Yahoo! MAPの「混雑レーダー」機能を使うと、混み合っているエリアを確認できる。ヒートマップのように、人が多くいる場所ほど赤く表示される。この機能は2020年1月末に提供が終了していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため提供が再開された。
訪れたい施設そのものの混み具合を調べるならGoogleマップ、混んでいるエリアを知りたいならYahoo! MAPを利用するとよい。両者のスマホアプリを導入しておけば、旅行中でもさっと調べられる。
キャンプ場やキャンピングカーを探すなら
次に「行き先」に目を向けてみよう。
コロナ禍でのレジャーとして、キャンプなどのアウトドアが注目されている。「密」になりにくい屋外で過ごせるからだ。キャンプ場を検索・予約するなら、Webサイト「なっぷ(https://www.nap-camp.com/)」が便利。「ペットOK」「車での乗り入れ可能」など、条件を指定しての検索もできる。ユーザーの口コミ評価も参考になるだろう。テントの設営などが不安なら、グランピング施設の利用を検討してもいいだろう。
3密を避けて移動と宿泊を済ませるには、キャンピングカーをレンタルする手もある。近年のアウトドアブームでキャンピングカー市場は年々伸びているが、緊急事態宣言が解除された5月末からキャンピングカーのレンタル予約が急増しているという。筆者は先日、初めてキャンピングカーを利用してキャンプに出かける機会があった。テントの設営・撤収作業が不要で、車内で電気や水が使えるのは想像以上に便利だった。
キャンピングカーのレンタル費用は、「キャブコン」と呼ばれるトラックの上に居室部分が設置されたタイプの車なら平日で1日2万円、休日は1日2万5000円程度(いずれも税込み)だ。家族4~5人で利用するなら、レンタカーと宿泊代より安く上がるだろう。
キャンピングカーの乗り入れが可能なキャンプ場は、「なっぷ」で探せる。「RVパーク(https://rv-park.jp/)」と呼ばれる車中泊専用の駐車場も、全国に増えつつある。1泊1000~2500円(税込み)と手ごろな値段で利用できる。