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 新型コロナの影響で業績が思わしくない企業が多いなか、米Apple(アップル)は好調です。2020年4~6月期の売上高は596億8500万米ドルで前年同期比11%増。パソコン「Macシリーズ」やタブレット端末「iPad」といったハードウエア事業が業績をけん引した形でした。

 そのハードウエア事業においてAppleはいま、大きな局面を迎えています。2020年6月22日(現地時間)に開幕したAppleの開発者向けイベント「WWDC20」の基調講演で、CEO(最高経営責任者)のティム・クック氏が同社のパソコン(Macシリーズ)にArmコアを採用したと考えられる自社製プロセッサー(SoC)「Apple Silicon」を搭載することを明らかにしたからです。

 この決断は、2006年からMac向けに米Intel(インテル)プロセッサーを搭載してきた同社にとって、大きな賭けとなるといわれています。55兆円を超えるアップルの「アプリ経済圏」に地殻変動をもたらす可能性があるのです。

Mac向け自社製プロセッサーを発表するアップル CEO(最高経営責任者)のティム・クック氏
Mac向け自社製プロセッサーを発表するアップル CEO(最高経営責任者)のティム・クック氏
(画像:WWDC20での基調講演をキャプチャーしたもの)
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 そこで問題です、Appleは2020年8月4日(現地時間)、新しいiMacを発表しました。27型ディスプレーを備えたタイプで、全モデルにSSDを採用したのが特徴ですが、実はもう1つ新しい項目があります。それは、注目を集めたプロセッサーの部分です。さて、この最新のiMacにはApple社製の新型プロセッサー「Apple Silicon」が搭載されたでしょうか…。

27型「iMac」新製品
27型「iMac」新製品
(写真:Apple)
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 というクイズであれば、多くの読者の方は簡単に答えることができるでしょう。そう、答えは「いいえ」。残念ながら8月4日に発表されたiMacにApple Siliconは搭載されませんでした。搭載したプロセッサーは、Intelの第10世代品でした。

 そこで今回はちょっとひねって、Macのプロセッサーに関連するマニアックな問題を出してみたいと思います。

 記者の自宅に眠っていたMacから、改めて問題です。次の写真で示したAppleのロゴが付けられているMacのうち、プロセッサーの系統で仲間外れといえるのはどれでしょうか。

(撮影:日経クロステック)
(撮影:日経クロステック)
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ヒント:写真のロゴは次の3台のMacを撮影したものです。なお、製品名と写真の順番はバラバラです。「Macintosh 512K」「Power Macintosh 7600/200」「Power Mac G4」