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 電気自動車(EV)メーカーである米Tesla(テスラ)が、日本で家庭用蓄電池「Powerwall」の販売を本格化しました。2020年の春から展開を開始。住宅で同蓄電池の運用が始まったといいます。テスラはプロモーション動画を通じて、蓄電池にためた電力を同車のEV「Model S」に供給するといった使い方を紹介。環境に優しい企業であることをアピールしています。

 このようなEVと家庭用蓄電池をセットとした暮らしの提案は、自動車メーカーの環境対策に関するイメージ向上につながりそうです。今後、顧客がEVを選ぶ際の判断基準の1つになるかもしれません。

 では、トヨタ自動車や日産自動車、ホンダといった日本の自動車メーカーはどうでしょうか。

米Tesla(テスラ)の家庭用蓄電池「Powerwall」を設置した住宅。太陽光発電システムとPowerwallを組み合わせて蓄電した電力を使って電気自動車(EV)への供給も可能(出所:テスラモーターズジャパン)
米Tesla(テスラ)の家庭用蓄電池「Powerwall」を設置した住宅。太陽光発電システムとPowerwallを組み合わせて蓄電した電力を使って電気自動車(EV)への供給も可能(出所:テスラモーターズジャパン)
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 日本においては日産が一歩リードしているといっても過言ではないでしょう。ただし、テスラとは異なり日産は同社のEV「リーフ」そのものを蓄電池として利用することに力を注いでいます。

 例えば、2020年7月9日、日産はリーフの新車購入者向けに太陽光発電の設備を無料で設置するといったサービスを茨城県内で始めました。同EVを活用した再生可能エネルギー普及への取り組みの一環で、太陽光発電設備を設置していない戸建て住宅が対象です。

 EVの蓄電池活用は住宅にとどまりません。災害時を想定した街づくりに対しても2018年から積極的に展開しています。

 直近では、2020年8月25日に松山市と「電気自動車を活用した持続的なまちづくりに関する連携協定」を締結したほか、同月の27日には岐阜県美濃加茂市と電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結。さらに翌28日に東京都渋谷区とも「災害連携協定」を締結するなど、矢継ぎ早にEV活用の輪を広げています。

日産自動車は、災害発生時に電気自動車「リーフ」から電力を供給する活用法を積極的に提案。多くの自治体と協定を結んでいます(出所:日産自動車)
日産自動車は、災害発生時に電気自動車「リーフ」から電力を供給する活用法を積極的に提案。多くの自治体と協定を結んでいます(出所:日産自動車)
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 そこで今回は、日産のEV「リーフ」で使用した電池についての問題です。日経クロステックで報じた『日産リーフの中古電池はどこへ行く?  再利用にあの手この手』の記事から出題します。

 日産はリーフで使い終わった車載電池の再利用についても力を入れています。日産と住友商事は2010年9月、共同出資してフォーアールエナジー(以下、4R)を設立。中古電池の再利用事業を開始しました。

 4Rの社長の牧野英治氏は記事の中で、リーフの中古電池について次のように述べていました。

 「リーフの中古電池でまったく使えないほど劣化しているものは(A)」

 さて、(A)に入る言葉は以下のどれでしょうか。

1:数%しかない

2:50%程度

3:約80%に上る