全3795文字
PR

経費精算トップはラクス

 各部門でランキング対象になるのは、回答数が全体の3%以上かつ30件以上という条件を満たしたベンダーだ。新設した「経費精算ソフト/サービス」で条件を満たしたのは、経費精算SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の「楽楽精算」を提供しているラクスのみだった。同社の本松慎一郎執行役員BOクラウド事業本部長兼楽楽精算事業統括部長は「2009年7月の提供開始以来、顧客に選ばれない理由や顧客が使うのをやめる理由を分析し、やめる要因を解消する機能をSaaSに組み込んできた。これを愚直に繰り返してきたことが満足度の向上につながっているのではないか」と話す。

図 新設分野である経費精算ソフト/サービス分野の回答企業(311件)の内訳
小規模企業を含めて経費精算ソフト/サービスは広く使われている
回答したベンダー名(複数回答)
回答したベンダー名(複数回答)
[画像のクリックで拡大表示]
従業員数の割合
従業員数の割合
[画像のクリックで拡大表示]

 経費精算ソフト/サービス部門の回答企業を分析したところ、従業員数が「299人以下」「300~999人」「1000人以上」の企業がともに3~4割程度で、企業規模によらず導入が進んでいると分かった。採用ベンダーはラクスの他、「Concur Expense」を提供している米コンカー・テクノロジーズ日本法人のコンカー、「eKeihi」のイージーソフトなどが多かった。

 次回から24部門の調査結果を詳しく紹介する。調査では回答者から様々な自由意見が寄せられた。最後のパートで、詳細とそれを踏まえたITベンダーに必要な2つの力を示す。