NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」の不正利用が発覚した問題で、「ドコモ口座」へのチャージ(送金)機能を一時停止する措置をとる銀行が相次いでいる。ドコモ口座へのチャージ機能を提供していた35行のうち、2020年9月11日0時時点で17行が一時停止の措置をとった。
NTTドコモのWebサイトによると、2020年9月11日0時時点でドコモ口座へのチャージ機能を停止している銀行は、イオン銀行、伊予銀行、大分銀行、大垣共立銀行、紀陽銀行、滋賀銀行、七十七銀行、仙台銀行、第三銀行、千葉銀行、千葉興業銀行、中国銀行、東邦銀行、鳥取銀行、北洋銀行、みちのく銀行、琉球銀行の17行。
ドコモ口座へのチャージ機能を一時停止した理由として、イオン銀行は「お客さまの預金の安全を最優先するため」(同社Webサイト)、伊予銀行は「被害防止の観点から」(同社Webサイト)としている。