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 デジタル技術を駆使して新たなサービスやビジネスを生み出すデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が多くの企業にとって喫緊の課題となっている。新型コロナウイルスの感染拡大により非接触やリモートを前提とした社会活動のニーズが高まっていることも、企業がDXの取り組みを加速させる大きな要因だ。企業には、デジタル化を前提とした事業運営が不可欠になっている。

 がん保険や医療保険を手掛けるアフラック生命保険は様々なデジタル技術を活用して、矢継ぎ早に新しいサービスを立ち上げている、いわばDX先進企業の1社だ。顧客向けにとどまらず、販売パートナーである代理店の担当者、社員向けにも、各種の付加価値を提供するサービスを開発して成果を上げている。音声や文字認識、AI(人工知能)によるデータ分析、VR(仮想現実)など、多様な技術を採用している。

 ただしやみくもにデジタル技術を使っても、それでDXがうまく進むわけではない。「AIを使ってDXを推進しろ」と経営者からハッパを掛けられ、現場で思いつきのようないくつかのPoC(概念検証)を実施してそれきりプロジェクトが停滞してしまうというケースは少なくない。

体制や仕事の進め方に踏み込む

 アフラックが柔軟かつスピーディーにデジタル技術を業務に適用できるのは、体制や仕事の進め方に踏み込んで、DXを推進するための工夫を凝らしているからだ。例えば、各業務部門とIT部門などのメンバーで構成する機能横断的チームがアジャイル型のプロジェクトを立ち上げ、短期間で新しいサービスを提供できる体制を整えている。

 日経クロステック EXPO 2020では、アフラックの二見通上席常務執行役員CIO(最高情報責任者)が、同社がDXへの取り組みを加速させる狙いやDXを推進する上での戦略、取り組みの詳細まで、実際に成果を上げた事例を交えて講演する。ぜひご参加いただきたい。

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