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同期エラーが発生していないかを確認する

 ファイルの同期が終了しない場合、同期エラーが発生していることも考えられる。例えばファイル名に使えない文字が含まれていると、パソコンにファイルを保存できないためエラーと共に同期が停止してしまう。同じクラウドストレージのアカウントをWindowsパソコンのほかにスマホやタブレット、Macなどからも使っていると起こりがちなトラブルだ。

 同期エラーが発生した場合、そのエラーをクリックすると解決方法が表示されるので、その指示に従って対処する。エラーは起こっていないがいつまでも同期されないファイルが残っていることもある。この場合は、ファイルをいったん別の場所に移動させてから元のフォルダーに戻すと正常に同期が完了することがある。

クラウドストレージのアプリアイコンをクリックする。上図はOneDriveの例。直近の同期したファイルの一覧が表示されるので、エラーをクリックし、表示される解決方法に従って対処しよう
クラウドストレージのアプリアイコンをクリックする。上図はOneDriveの例。直近の同期したファイルの一覧が表示されるので、エラーをクリックし、表示される解決方法に従って対処しよう
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クラウドストレージの空き容量が不足していないかを確認する

 クラウドストレージの空き容量が不足していたり、パソコンの内蔵ストレージの空き容量が不足したりすると同期が完了しなくなる。内蔵ストレージが不足していたら、前述のファイル オンデマンドやスマート シンクといった機能を使って内蔵ストレージの空き容量を確保しよう。例えばOneDriveの場合、無料プランだと最大5Gバイトまで、Microsoft 365プランの契約ユーザーは最大1Tバイトまで利用できる。

 問題なのはクラウドストレージの容量が不足している場合だ。OneDriveの場合、使用容量を超えて一定期間使うとアカウントが停止される恐れがある。DropboxやGoogleドライブの場合、容量を超えるとファイルの同期が停止してしまう。特に注意したいのがGoogleドライブだ。ストレージはGmailとも共有しているので、容量を超えた時点でGmailの送受信もできなくなってしまう。

 空き容量は各アプリの設定画面などで確認できる。容量が不足していたら、クラウドストレージから不要なファイルを削除するか、有料プランにアップグレードして空き容量を確保しよう。

OneDriveの使用容量を確認するには、OneDriveの設定画面で「アカウント」タブをクリックする。アカウント情報の欄に利用可能なOneDriveの容量と現在使用中のサイズを確認できる
OneDriveの使用容量を確認するには、OneDriveの設定画面で「アカウント」タブをクリックする。アカウント情報の欄に利用可能なOneDriveの容量と現在使用中のサイズを確認できる
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Dropboxの使用容量を確認するには、Dropboxの設定画面で「アカウント」タブをクリックする。「容量」の欄で、利用可能なDropboxの容量と現在使用中のサイズを確認できる。無料プランだと最大2Gバイトまで利用できる
Dropboxの使用容量を確認するには、Dropboxの設定画面で「アカウント」タブをクリックする。「容量」の欄で、利用可能なDropboxの容量と現在使用中のサイズを確認できる。無料プランだと最大2Gバイトまで利用できる
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Google ドライブの使用容量を確認するには、通知領域の「Googleのバックアップと同期」アプリのアイコンを右クリックする。表示されたメニューの上部に利用可能なGoogleドライブの容量と現在使用中のサイズを確認できる。無料プランだと最大15Gバイトまで利用できる
Google ドライブの使用容量を確認するには、通知領域の「Googleのバックアップと同期」アプリのアイコンを右クリックする。表示されたメニューの上部に利用可能なGoogleドライブの容量と現在使用中のサイズを確認できる。無料プランだと最大15Gバイトまで利用できる
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アプリを再起動して同期が完了するか確認する

 これまで説明してきた方法で対処しても同期が完了できない場合は、アプリに不具合が起こっている可能性がある。このようなときは、アプリを再起動して同期が始まるかをチェックする。再起動しても同期が完了できないようであれば、Windowsに問題が発生している可能性があるので、Windowsを再起動して確認してみよう。

OneDriveを再起動するには、通知領域のOneDriveアイコンを右クリックし、「OneDriveを閉じる」をクリックする。終了を確認するメッセージが表示されるので「OneDriveを終了する」をクリックする。再度、OneDriveのアプリを起動する
OneDriveを再起動するには、通知領域のOneDriveアイコンを右クリックし、「OneDriveを閉じる」をクリックする。終了を確認するメッセージが表示されるので「OneDriveを終了する」をクリックする。再度、OneDriveのアプリを起動する
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Dropboxを再起動するには、通知領域のDropboxアイコンを右クリックする。Dropboxの画面が表示されるので、画面右上のアカウントアイコン→「終了」をクリックする。再度、Dropboxのアプリを起動する
Dropboxを再起動するには、通知領域のDropboxアイコンを右クリックする。Dropboxの画面が表示されるので、画面右上のアカウントアイコン→「終了」をクリックする。再度、Dropboxのアプリを起動する
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Google ドライブを再起動するには、通知領域の「Googleのバックアップと同期」アプリのアイコンをクリックし、「︙」→「バックアップと同期を終了」をクリックする。再度、Googleドライブのアプリを起動する
Google ドライブを再起動するには、通知領域の「Googleのバックアップと同期」アプリのアイコンをクリックし、「︙」→「バックアップと同期を終了」をクリックする。再度、Googleドライブのアプリを起動する
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リンクの解除と再リンクを実施する

 アプリやWindowsを再起動しても同期されないようであれば、同期に関する処理で一時的な不具合が起こっている可能性が高い。このようなときは、アプリまたはWindowsでアカウントのリンクを解除してから再設定すると、問題が解消することがある。リンクを解除すると、そのクラウドストレージの設定はすべて削除されるので注意しよう。あとは同期アプリを起動し、再度アカウント情報を入力してログインすればよい。

OneDriveへのリンクを解除するには、OneDriveの設定画面で「アカウント」タブをクリックして「このPCのリンク解除」をクリックする。リンクを解除すると、OneDriveの初期設定ウィザードが始まるので、画面の指示に従ってMicrosoftアカウントでサインインする
OneDriveへのリンクを解除するには、OneDriveの設定画面で「アカウント」タブをクリックして「このPCのリンク解除」をクリックする。リンクを解除すると、OneDriveの初期設定ウィザードが始まるので、画面の指示に従ってMicrosoftアカウントでサインインする
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Dropboxへのリンクを解除するには、Dropboxの設定画面で「アカウント」タブをクリックして「このDropboxのリンクを解除」をクリックする。リンクを解除できたら、Dropboxアプリを開いて初期設定する
Dropboxへのリンクを解除するには、Dropboxの設定画面で「アカウント」タブをクリックして「このDropboxのリンクを解除」をクリックする。リンクを解除できたら、Dropboxアプリを開いて初期設定する
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Googleドライブへのリンクを解除するには、「Googleのバックアップと同期」アプリの設定画面で「設定」タブをクリックして「アカウントの接続を解除」をクリックする。リンクを解除できたら、Googleのバックアップと同期アプリを開いて初期設定する
Googleドライブへのリンクを解除するには、「Googleのバックアップと同期」アプリの設定画面で「設定」タブをクリックして「アカウントの接続を解除」をクリックする。リンクを解除できたら、Googleのバックアップと同期アプリを開いて初期設定する
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