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Windows Update後に起動できなくなったら

 Windows Updateでは、月に1度程度配信される更新プログラムや年1〜2回配信される大型アップデートがインストールされる。これらのプログラムはシステムの重要な部分を更新するため、Windowsが起動できなくなるトラブルを誘発することがある。もしWindows Update後に起動できなくなったら、更新プログラムをアンインストールすると改善する可能性が高い。

名称概要
品質更新プログラム機能の改善、不具合の修正、セキュリティーに関する更新プログラム。毎月1回提供されるが、影響の大きい不具合やセキュリティーに関する不具合が発生した場合は、不定期に配信される
機能更新プログラム「大型アップデート」とも呼ばれる更新プログラム。Windows 10に新機能を追加するなど、システムの大幅な変更を伴う。年に1〜2回配信される。最新の大型アップデートは、2020年5月に配信された「May 2020 Update」になる
品質更新プログラムと機能更新プログラムの違い

 Windowsが起動できないときに更新プログラムを削除する場合も「Windows回復環境」から行う。削除できる更新プログラムは次の2種類があり、該当する更新プログラムを削除する。

「Windows回復環境」の起動オプション画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」を開き、「更新プログラムのアンインストール」をクリックする
「Windows回復環境」の起動オプション画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」を開き、「更新プログラムのアンインストール」をクリックする
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削除するプログラムの選択画面が表示されるので、削除するプログラムをクリックする。画面の指示にしたがって進めると「(更新プログラム名)をアンインストールする」のボタンが表示される。このボタンをクリックすれば選択したプログラムが削除される
削除するプログラムの選択画面が表示されるので、削除するプログラムをクリックする。画面の指示にしたがって進めると「(更新プログラム名)をアンインストールする」のボタンが表示される。このボタンをクリックすれば選択したプログラムが削除される
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周辺機器やアプリ追加後に起動不可になったらセーフモードを活用

 新しい周辺機器を接続したり、アプリを追加したりした後に起動できなくなった場合、周辺機器のドライバーやアプリが起動トラブルの原因になっている可能性がある。これらが原因なら、該当するドライバーやアプリを削除すればWindowsが正常に起動できるはずだ。

 このようなときは「セーフモード」を使うとよい。セーフモードは、不要なドライバーなどを読み込まずに最低限の環境でWindowsを起動するので、問題を起こしているドライバーやアプリを削除できる。

 セーフモードで起動できれば、パソコン内に保存しているデータを外付けハードディスクやUSBメモリーなどの外部メディアに退避させることも可能になる。起動トラブルは得てして深刻化する可能性が高いので、大切なデータは退避させてから削除などの操作をしたほうがいいだろう。

 なおインストール メディアから起動している場合、セーフモードを起動するためのメニューが表示されないことがある。セーフモードで起動するには、前述したスタートアップ修復が自動実行されて修復が完了した後に表示される「詳細オプション」をクリックして「Windows回復環境」を起動させる。

「Windows回復環境」の起動オプション画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」を開いたら、「スタートアップ設定」をクリック。次の画面で「再起動」をクリックする
「Windows回復環境」の起動オプション画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」を開いたら、「スタートアップ設定」をクリック。次の画面で「再起動」をクリックする
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パソコンが再起動すると「スタートアップ設定」画面が表示される。セーフモードを起動する場合は「4」キー、インターネットに接続できるセーフモードを起動する場合は「5」キーを押す
パソコンが再起動すると「スタートアップ設定」画面が表示される。セーフモードを起動する場合は「4」キー、インターネットに接続できるセーフモードを起動する場合は「5」キーを押す
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セーフモードでWindowsが起動し、画面の4隅に「セーフモード」と表示される。トラブルの発生前にインストールしたアプリや周辺機器のドライバーを削除したらパソコンを再起動する。これでWindowsが正常に起動できれば、ドライバーやアプリが原因と分かる。これらに問題がないか提供元に確認してみよう
セーフモードでWindowsが起動し、画面の4隅に「セーフモード」と表示される。トラブルの発生前にインストールしたアプリや周辺機器のドライバーを削除したらパソコンを再起動する。これでWindowsが正常に起動できれば、ドライバーやアプリが原因と分かる。これらに問題がないか提供元に確認してみよう
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