発展途上のCLT(直交集成板)の使い方に1つの方向性が見えてきた。国内で製造できる最大寸法である幅3m、長さ12mのサイズをなるべく生かして、耐力壁や折板構造の屋根に用いることだ。この他、ブロック状のLVL(単板積層材)を張力で圧着して大きな耐力壁をつくる、地元産の丸太を無駄なく使ってスリーヒンジの架構を生み出すなど、中大規模木造の構造表現はより自由になってきている。