アジャイル開発の普及に伴い、開発するシステムの大規模化が進んでいる。複数のアジャイルチームを束ねて1つのシステムを開発するようなプロジェクトも増えてきた。大人数でスムーズに開発を進めるには、1チームでの開発とは異なる体制が必要だ。事例を基に大規模アジャイルの勘所を説明する。

特集
大規模アジャイル、本格始動
目次
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大規模アジャイル手法「SAFe」、NTTデータがCAFISに用いたワケ
アジャイル開発をスケールする手法を採用する企業も増えてきた。大規模なアジャイル開発のフレームワーク「Scaled Agile Framework(SAFe)」を採用したNTTデータの事例を基に、メリットと導入のポイントを探る。
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大規模アジャイルの難所になるチーム連携、日立と日本IBMが講じた会議の工夫
複数チームによる開発ではチーム間の連携が重要である。しかしミーティングの頻度を上げればそれだけメンバーに負荷がかかる。どうすればスムーズな連携が可能になるのか。日立製作所と日本IBMの取り組みからポイントを学ぼう。
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チーム間のスキル差をなくす、KDDIが大規模アジャイルで用いた秘策とは
複数のアジャイルチームで開発する際にはさまざまな課題に直面する。その1つがチームによるスキルのばらつきだ。チーム間のスキルレベルを埋めて開発をスムーズに進めるにはどうすればよいのか。KDDIの2つの事例を基にポイントを見ていこう。
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スマホアプリを2チームでアジャイル開発、ミクシィが生産性高めた施策
ミクシィは写真や動画の共有スマホアプリ「みてね」の開発プロジェクトで、アジャイルフレームワークの「LeSS」を用いて複数チームによるアジャイル開発を進めている。大規模アジャイルの課題を1つひとつ解決した軌跡を見ていこう。