(写真:Getty Images)
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20年かけて政府が積み上げて来たIT戦略やITインフラは新型コロナ対策で全く役に立たなかった。まさにデジタル敗戦だ̶̶。菅義偉首相肝煎りのデジタル庁創設に挑む平井卓也大臣はこう言い切る。事実、マイナンバーカードは緊急の現金給付事業で力を発揮できず、医療の情報化は新型コロナウイルス感染症の拡大に対応できなかった。国の構造から制度、人材までデジタルシフトを怠ってきたツケが回った格好だ。行政のデジタル化に挑むうえで敗戦から何を学ぶべきか。総力取材で追った。