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【3月23日 Xinhua News】中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)傘下の弗迪電池は現在、初の海外電池工場の建設準備を進めている。関係筋によると、工場は欧州顧客向けの供給とBYDの海外事業拡大に備えるものだという。

 BYDの新型車載用リチウムイオン電池「ブレードバッテリー」(資料写真)。(c)Xinhua News
BYDの新型車載用リチウムイオン電池「ブレードバッテリー」(資料写真)。(c)Xinhua News
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 BYDが2020年3月に新型の車載用リチウムイオン電池「ブレードバッテリー」を発表して以降、国内の車載用電池市場では競争が激しさを増している。同社は同月、弗迪電池を含む「弗迪」系列の子会社5社を設立し、新エネルギー車(NEV)コア部品の対外販売加速を図ってきた。弗迪電池は車載用電池事業を担っている。

 車載用電池はNEVのコア部品。業界はそれまで、エネルギー密度の観点から三元系リチウムイオン電池を一貫して採用してきたが、安全性が問題視されていた。一方、ブレードバッテリーは、リン酸鉄リチウムイオン電池で、安全性が高く、三元系リチウムイオン電池と匹敵するエネルギー密度も備える。

 ブレードバッテリーの発表に際し、BYDの王伝福(Wang Chuanfu)董事長は「ブレードバッテリーは安全性が一番の特徴だ。世界の車載用電池の技術路線を正しい道に戻し、自然発火という単語をNEVの辞書から完全に抹消する」と述べ、その性能に自信を見せていた。

 またBYD副総裁でもある弗迪電池の何竜(He Long)董事長は「今日、あなたの頭に思い浮かぶほぼ全ての自動車ブランドが、わが社とブレードバッテリー技術に基づく協力計画を話し合っている」とコメントしている。

(c)Xinhua News/AFPBB News 【翻訳編集】AFPBB News