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【5月13日 Xinhua News】中国の全国乗用車市場情報連合会は11日、4月の乗用車小売り販売台数が160万8000台だったと明らかにした。新型コロナウイルスの影響を受けた前年同月比で12.4%増、コロナ前の2019年同月比でも6.5%増となった。うち、新エネルギー車(NEV)は前年同月比2.9倍、前月比12.0%減の16万3000台だった。

上海国際モーターショーで展示された広州汽車集団の新エネルギー車「AION Y」(2021年4月19日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News
上海国際モーターショーで展示された広州汽車集団の新エネルギー車「AION Y」(2021年4月19日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News
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 国内生産車と部品を輸出し現地で組み立てるCKD(コンプリート・ノックダウン)方式の輸出台数は前年同月比2.5倍の10万7000台で、うちNEVは16.0%を占めた。米テスラ(Tesla)は中国工場から1万4000台を輸出しており、輸出増に大きく寄与した。

 生産台数は前年同月比8.9%増の165万8000台。うち、高級ブランドは19.0%増、合弁ブランドは10.0%減、国産ブランドは35.0%増だった。チップの供給不足が生産に影響しているが、大手各社は柔軟な対応で生産・販売の安定させている。特に国産ブランドはサプライチェーンの優位性を強化し、チップ不足の影響を効果的に緩和している。

 メーカー卸売り台数は165万9000台で前月比9.8%減、前年同月比10.5%増、19年同月比6.9%増となった。うち、NEVは前月比8.7%減、前年同月比3.1倍の18万4000台と伸びが突出している。中でも、純電気自動車(BEV)は前年同期比3.6倍の15万2000台、プラグインハイブリッド車(PHV)は2倍の3万3000台だった。

 中国の自動車小売市場におけるNEV浸透率は4月に10.1%となり、20年の5.8%から大幅に上昇した。国産ブランドの浸透率が22.7%、高級ブランドが7.1%だったのに対し、主要合弁ブランドは1.5%にとどまった。

 同連合会によると、自動車市場は新型コロナの感染状況が落ち着きを取り戻した後も需要が高まり続けている。第1四半期(1~3月)に運転免許証を新規取得した人は839万人で、前年同期比で538万6000人、19年同期比でも38万7000人増えた。この動向は今後の自動車消費を促進することになる。

(c)Xinhua News/AFPBB News 【翻訳編集】AFPBB News