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【5月14日 Xinhua News】中国では、電気自動車(EV)に電池交換式を採用する自動車メーカーが増えるにつれ、交換作業の安全性に注目が集まっている。工業・情報化部と国家市場監督管理総局がこのほど発表した「EV電池交換安全要求」が11月1日に実施されると、「М1類」車両に分類される4輪または3輪で最大重量1トン以上、運転手を除く定員8人以内のEVが適用対象となる。

上海国際モーターショーに出展された上海蔚来汽車(NIO)のスマート電気自動車
上海国際モーターショーに出展された上海蔚来汽車(NIO)のスマート電気自動車
(2021年4月28日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News
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 電池交換の最低回数はスナップ式で5000回、ネジ式で1500回とし、自動車の設計寿命内での電池交換時の機械の安全性を確保する。高電圧面の安全については、電池交換システムの絶縁抵抗が直流回路で100Ω/V以上、交流回路で500Ω/V以上を義務付ける。

 華創証券は、「要求」の発表により基準統一後の電池交換サービスが規範化、健全化されると指摘した。今回定められた「1回当たりの電池交換が5分を超えない」という規定は、充電より電池交換のほうがより利便性が高いことを示しているという。

 電池交換式EVはこの2年、政策の後押しを頻繁に受けてきた。工業・情報化部の辛国斌(Xin Guobin)副部長は記者会見で「一連の技術基準と管理政策を一層整備し、企業が使用シーンに基づく電池交換モデル車種を開発することを奨励する」と述べた。

 政策の後押しの下、上海蔚来汽車(NIO)や北京汽車集団などは電池交換モデルの採用を進めており、吉利汽車集団や上海汽車集団も関連事業への同調姿勢を示す。中国EV充電インフラ促進連盟が発表したデータによると、全国の電池交換ステーションは20年12月時点で555カ所に上る。

(c)Xinhua News/AFPBB News 【翻訳編集】AFPBB News