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【7月20日 Xinhua News】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)傘下の投資会社、哈勃科技投資が先月末までの1年足らずの間に半導体設計支援ツール、電子設計自動化(EDA)の開発などを手掛ける中国企業4社に相次いで出資していたことが分かった。

第17回中国国際半導体博覧会で、集積回路が組み込まれた車の前で足を止めて見つめる人々(資料写真)。
第17回中国国際半導体博覧会で、集積回路が組み込まれた車の前で足を止めて見つめる人々(資料写真)。
(c)Xinhua News
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 集積回路(IC)向け電子設計自動化(EDA)の研究開発とコンサルティングを手掛けるスタートアップ企業、上海阿卡思微電子技術(ARCAS)が先月29日に登録情報を変更し、哈勃科技投資が同社の株式5%を取得したことが分かった。取得額は80万元(1元=約17円)。ARCASの登録資本金は1200万元から1600万元に増えた。

 IC向けEDAツール・ソフトウエアを手掛ける湖北九同方微電子が昨年12月に変更した登録情報によると、哈勃科技投資が130万500元を出資し、株式15%を取得した。哈勃科技投資は今年2月にIC向け工業設計・シミュレーション解析ソフトウエアの研究開発会社、無錫飛譜電子信息技術の株主に名を連ねたほか、EDAスタートアップ企業の上海立芯軟件科技にも26万6700元を出資し、株式約20%を取得している。

 EDAソフトはICの設計に欠かせないが、世界のEDA市場はシノプシスやケイデンス・デザイン・システムズ、メンター・グラフィックス、ANSYSなどの外国勢がシェアの約9割を握っている。ファーウェイがEDA分野の中国企業に相次いで投資する背景には、こうした事情もあるようだ。

(c)Xinhua News/AFPBB News 【翻訳編集】AFPBB News