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【10月8日 Xinhua News】中国ではここ数年、鉄道を中心に道路を基盤として、船舶輸送と民間航空が比較優位を十分に発揮する「国家総合立体交通網」の整備が進んでいる。中でも高速鉄道の人口100万人を超える都市のカバー率は95%を超えている。

貴州省従江県内を走る貴広(貴州省貴陽市-広東省広州市)高速鉄道の列車(2021年2月23日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News
貴州省従江県内を走る貴広(貴州省貴陽市-広東省広州市)高速鉄道の列車(2021年2月23日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News
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 高速鉄道は交通運輸の近代化の重要なシンボルとされる。中国では2008年に国内初となる設計時速350キロの京津(北京-天津)都市間鉄道が開業して以降、新規路線の建設と開業が相次いだ。特に12年11月の中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降は急成長期に入り、年平均3500キロが新規に開業。世界で最も規模が大きく、近代化レベルが最も高い高速鉄道網を構築している。

 中国国家鉄路集団の統計によると、中国の高速鉄道の営業総延長は20年末時点で3万7900キロとなり、世界の高速鉄道総延長の69%に上った。内訳は時速300~350キロの路線が1万3700キロで全体の36%、時速200~250キロが2万4200キロで64%を占めた。

 国内では「四縦四横」と呼ばれる南北・東西各4本の高速鉄道網が完成し、南北・東西各8本からなる「八縦八横」も整備が進んでいる。時速350キロで走行する高速鉄道車両「復興号」は、北京と上海、天津、張家口(河北省)を結ぶ路線や成都(四川省)と重慶を結ぶ路線などに導入されている。世界で唯一、高速鉄道の時速350キロでの商業運行を実現させた中国は、世界の高速鉄道事業に新たな指標を打ち立て、最も直観的な方法で世界に「中国速度」を示している。

(c)Xinhua News/AFPBB News 【翻訳編集】AFPBB News