【12月11日 Xinhua News】中国上海市の複合ビル「外灘18号」にある久事芸術空間でこのほど、「ノートルダム大聖堂-拡張現実(AR)没入型展示会」が開幕した。中国フランス両国の関連企業と芸術機関による共催で、アジアで開催されるのは今回が初めて。入場無料で会期は2023年1月2日まで。
従来の展示会とは異なり、同展のキュレーションチームはノートルダム大聖堂のデジタルツインを3Dモデリングで再現した。来場者がタブレットで指定された2次元バーコードを読み取ると、さまざまな時代の歴史的な写真や動画、アニメーションなどが現れ、同大聖堂の数百年にわたる歴史的な変遷と修復の過程を「体験」することができる。また、修復作業の細部の数々も表示され、来場者は現代の修復技術の高さを知ることができる。