Linuxは、Windowsにないコマンドやツールを多数用意している。サーバーなども比較的容易に構築できる。このためWindowsユーザーであっても、一度は試したいと考えている人は少なくないだろう。そんなWindowsユーザーに朗報だ。Windows 10では、Linux環境を簡単に試せるWindows Subsystem for Linux(WSL)が追加された。そこで本特集では、WSLの最新バージョンであるバージョン2(WSL2)の設定方法からネットワークコマンドの使い方、Webサーバーの構築方法を分かりやすく解説する。

特集
WindowsユーザーのためのLinux入門
出典:日経NETWORK 2021年1月号 pp.36-43 「ネットワーク管理者のためのLinux入門」を改題、編集
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
目次
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Windows 10のWSL2でWebサーバー「Apache」を動かす、設定変更も簡単
WSL2でインストールしたLinux環境を使えば、Webサーバーソフトウエアを簡単に試せる。ここではUbuntuにWebサーバーソフトのApache HTTP Serverをインストールしてみよう。
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トラブル解決に役立つ、覚えておきたい便利Linuxコマンド4種
Linuxにはインストール直後から便利なネットワークコマンドが多数備わっている。Windowsでは標準で使えないコマンドもある。ネットワークトラブルの解決に役立つ4種のコマンドを紹介する。
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Linux環境を楽々構築、進化した「WSL2」をWindows 10で試す
本特集では、Linux環境を簡単に試せるWindows Subsystem for Linux(WSL)の設定方法からネットワークコマンドの使い方、Webサーバーの構築方法を分かりやすく解説する。第1回となる今回はWSLの最新バージョンであるバージョン2(WSL2)の概要と設定方法を説明する。
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