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 Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)でインストール可能なLinuxディストリビューションUbuntuでは、インストール直後から数多くのコマンドを利用できる。これらはネットワークトラブルを解決するのに有用だ。Windowsが標準搭載していない4つのコマンドを中心に紹介しよう。

dig

 まず紹介するのは「dig」コマンドだ。名前解決が原因のネットワークトラブルが後を絶たない。digコマンドを使えば正しく名前解決できているかを確認できるので、そういったトラブルの解消に役立つ。

「dig」コマンドでDNSサーバーからの生の情報を表示
「dig」コマンドでDNSサーバーからの生の情報を表示
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 Windowsにも同様のコマンドとしてnslookupがある。nslookupと比較した場合のdigの特徴は、DNSサーバーからレスポンスをほぼそのまま表示する点だ。若干見にくいものの、より多くの情報を得られる。

 一方、nslookupはレスポンスを加工して表示する。見やすい半面、情報の一部を削ってしまう。

lsof

 「lsof」は実行したサーバーやクライアントで開かれているファイル(アプリケーション)やポートを表示するコマンドだ。ファイルが誰によって実行されて、どのポートを使用しているのかなどを調べられる。オプションを指定すれば、通信プロトコルやファイルサイズなども表示できる。

「lsof」コマンドで開かれているファイルやポートを調べる
「lsof」コマンドで開かれているファイルやポートを調べる
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 lsofは、ファイルやポートに関連したトラブルの解消に役立つ。例えばサーバーの処理に時間がかかる場合、プロセスが意図しないファイルを大量に開いている可能性がある。

 またWebアプリケーションが起動しない場合は使用するポートが開放されていないといったトラブルも考えられる。lsofを使えば、こうしたトラブルの原因を簡単に見抜ける。