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 米Apple(アップル)は米西部時間2021年4月20日午前10時(日本時間21日午前2時)にオンラインイベントを開催する。同社は例年、春に新製品を発表している。現時点で詳細を明かしていないものの、主要な米メディアはタブレット端末「iPad」シリーズの新製品を発表すると予想する。オンラインイベントのテーマ画像がiPad向けペン端末「Apple Pencil」で描いたようなデザインであることからも、その可能性が高い。

AppleのWebサイトに掲載されたイベントの告知
AppleのWebサイトに掲載されたイベントの告知
(出所:AppleのWebページをキャプチャーしたもの)
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 iPadに加えて、以前から製品化が噂されている超広帯域無線通信技術「UWB(Ultra-Wide Band)」を利用した紛失防止タグを発表する可能性もある。Appleはスマートフォンの「iPhone 11」シリーズや「iPhone 12」シリーズ、腕時計型端末「Apple Watch Series 6」、「HomePod mini」にUWBを搭載済みだ。

 競合の韓国Samsung Electronics(サムスン電子)はAppleに遅れてUWBをスマートフォンに搭載したが、UWBタグに関しては、先行して21年4月16日に「Galaxy SmartTag+」を発売する。コンシューマー分野におけるUWBの普及に注力するAppleだけに、UWBタグを発表しても不思議はない。

サムスン電子のUWBタグ「Galaxy SmartTag+」
サムスン電子のUWBタグ「Galaxy SmartTag+」
(出所:サムスン電子)
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 21年6月には開発者会議「WWDC21」をオンラインで開催する。公開されたテーマ画像では、Macの前にメガネをかけた人物がおり、そのレンズに映像が映っている。Macの画面を反射したものに見える一方で、AR(Augmented Reality)グラスのように見える。以前から開発が噂されている通称「Apple Glass」が発表される可能性が高い。

「WWDC21」のテーマ画像
「WWDC21」のテーマ画像
(出所:Apple)
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 VR(Virtual Reality)用ヘッドセット(HMD:ヘッドマウントディスプレー)の可能性もある。米Bloomberg(ブルームバーグ)は、AppleはVR用ヘッドセットを開発中だと21年1月に報じている。ARグラスとVRヘッドセット、いずれにしても製品発売と同時にある程度の数のアプリやサービスをローンチする必要がある。そのため、WWDCで開発環境などを発表してアプリ開発を促すのは自然な流れといえる。