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 米Apple(アップル)は2021年4月28日(現地時間)、同年1~3月期の決算を発表した。売上高は895億8400万米ドルと前年同期比で約53.6%増だった。最終利益(Net Income)は236億3000万米ドルで、前年同期比で約2.1倍と大幅に伸びた。ハードウエア(Product)事業とサービス事業が共に好調で、業績をけん引した。中でも、スマートフォン「iPhone」とパソコン「Mac」、タブレット端末「iPad」の売上高がいずれも前年同期比で60%以上増加し、絶好調だった。

米カリフォルニア州パロアルトのアップルストア
米カリフォルニア州パロアルトのアップルストア
20年11月撮影(撮影:日経クロステック)
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 前年同期に比べて、ハードウエアの伸び率が最も高かったのがiPadである。売上高は78億700万米ドルと前年同期比で約78.7%増だった。新型コロナ禍による在宅勤務や遠隔授業の需要増が追い風になった。次に伸びたのがMacだ。売上高は91億200万米ドルと同70.1%増。直前の年末商戦だった20年10~12月期の売上高86億7500万米ドルも上回るなど、勢いが加速した。在宅勤務や遠隔授業の需要増と、独自プロセッサー「M1」搭載機種がけん引した。

 iPhoneも絶好調。売上高は479億3800万米ドルと、前年同期比で約65.5%増だった。腕時計型端末「Apple Watch」やワイヤレスイヤホン「AirPods」といったウエアラブル機器やアクセサリーなどから構成する「Wearables, Home and Accessories」は、78億3600万米ドルと同24.7%増だった。Apple Watchに関しては、21年1~3月期に購入したユーザーの約75%が、Apple Watchを初めて購入した人物だという。