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 自動運転技術を手掛けるスタートアップ(新興)企業の米Argo AI(アルゴAI)は2021年5月4日(現地時間)、同社製LiDAR(レーザーレーダー)の量産を開始したことを明らかにした。製造は、外部企業に委託している。アルゴのLiDARの特徴は、400m先の遠方まで測距できることである。米Ford Motor(フォード)や独Volkswagen(フォルクスワーゲン、VW)がアルゴに出資しており、協業している。今回のLiDARをまず両社に供給する方針である。将来、両社以外にも販売する可能性があるという。

ピッツバーグを走行するアルゴの自動運転車両
ピッツバーグを走行するアルゴの自動運転車両
(出所:アルゴ)
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アルゴのLiDARで測距したデータ
アルゴのLiDARで測距したデータ
(出所:アルゴ)
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 アルゴは16年創業の企業で、ペンシルベニア州ピッツバーグに本社を構える。現在従業員の数は1200人以上である。フロリダ州マイアミやテキサス州オースティン、ワシントンD.C.、ペンシルベニア州、ミシガン州、カリフォルニア州で自動運転車両の公道試験を実施している。センサーやコンピューター、ソフトウエア、地図などを組み合わせた自動運転システムを手掛けており、今回のLiDARはその中核を担う。

カリフォルニア州パロアルトを走行中のアルゴの自動運転車両
カリフォルニア州パロアルトを走行中のアルゴの自動運転車両
(撮影:日経クロステック)
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