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 コニカミノルタは2021年5月19日、地方自治体のDXを支援するサービス「Govchois(ガバチョス)」を同年7月から提供すると発表した。書面でのやりとりが多い自治体職員の業務に関する80万件ものデータを収集・分析することで、サービス化につなげた。同社でデジタルワークプレイス事業本部長を務める武井一常務執行役は「複合機に代表される精密機器で培った品質を高めるプロセスを生かした」と語った。初年度に100自治体以上への導入を目指す。

 ガバチョスは自治体職員の業務負荷を減らすことを目的としたサービスだ。まず職員がガバチョスコクピットというプラットフォーム上で自分の業務の性質について入力する。業務の手順や所要時間、公務員という立場にないとできない仕事か、どの法令に基づいた業務か、などの項目がある。データ化した業務内容を分析すると、IT技術で置き替えやすい業務と代替した場合の費用対効果を算定してくれる。

ガバチョスは業務を可視化し、効率化に最適なIT技術を提案する
ガバチョスは業務を可視化し、効率化に最適なIT技術を提案する
(出所:コニカミノルタ)

 業務内容を同一の形式でデータ化するため、ガバチョスを導入する自治体間で共通する業務については手順や所要時間を比較することも可能になる。職員は他の自治体の作業と見比べて、不要な業務の洗い出しなどにつなげる。