全2209文字
PR

 Qualcommは同日、同イベントにて、「Snapdragon X65、X62 5G M.2 リファレンスデザイン」も発表している。3GPPリリース16に準拠するSnapdragon X65、X62 5Gモデム-RFシステムを搭載し、サブ6とミリ波周波数帯の両方に対応。キャリアアグリゲーション(CA)機能にも対応し、世界初とする10Gビット/秒での5G通信を実現する。カード型の形状を持ち、プラグアンドプレイで動作。省電力化対応もされており、常時接続PC(Always-Connected PC、ACPC)やCPE(顧客構内設備)、XR、ゲームやモバイルブロードバンド関連機器など、さまざまな分野への5G導入を支援するものとなっている。

出所:Qualcomm
出所:Qualcomm
[画像のクリックで拡大表示]
関連プレスリリース: Qualcomm Announces World’s First 10 Gigabit 5G M.2 Reference Design to Accelerate 5G Adoption in New Segments

 同イベントでは、Snapdragon X65 5Gモデム-RFシステムへの新機能対応についても発表されている。さらなる電力効率向上に加えて、より広範囲なミリ波帯にも対応するものとなっている。

出所:Qualcomm
出所:Qualcomm
[画像のクリックで拡大表示]
関連プレスリリース: Qualcomm Announces New Features in Snapdragon X65 5G Modem-RF System for Global 5G Expansion

 今回強化された2機能の概要は以下の通り。

 ミリ波対応機能強化:SA(standalone)モードでの5Gミリ波通信に対応すると同時に、使用可能な帯域幅も200MHzまで拡張する。ミリ波を使った商用5G通信については、既に米国や日本でサービスが開始されているほか、世界150以上の事業者がサービスを提供中、もしくは提供を予定している。今回は中国などでのサービス開始に向けて、5G SAネットワークをサポート。Snapdragon X65を使うことで、ミリ波で1GHz、サブ6で最大300MHzのFDD方式とTDD方式をまたいだCAも可能となり、さらなる高速大容量5G通信が実現する。

 電力効率強化:3GPPリリース16に含まれる電力効率改善技術UE-Assisted Information (UAI)に準拠する最新のQualcomm 5G PowerSave 2.0により、端末と基地局間の接続状況を確認しながら、現在接続中のアプリケーションやコンテンツに合わせた最適なネットワークリソース配分を実現。消費電力を抑えつつ性能向上も実現する。

 Snapdragon X65は既に顧客へのサンプル提供を開始している。Snapdragon X65搭載端末は、2021年末までには、市場に投入される予定となっている。