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ゲーミングノートPCにAMD認定ブランド

 Herkelman氏に続いて基調講演に登壇した、Frank Azor氏(Chief Architect, Gaming Solutions & Marketing)が、高性能なゲーミングノートPCの仕様「AMD Advantage Design Framework」を発表した。この仕様を同社とPCメーカーなどが定めたという。同仕様を満たしたノートPCには、その証として「AMD Advantage」という認定ブランドが授けられる。現在、AMD Advantageとして認定してもらうためには、GPU「Radeon RX 6000Mシリーズ」とMPU「Ryzen 5000シリーズ・モバイル・プロセッサー」*3、および「Radeonソフトウエア」などを搭載して、必要な仕様を満たすことが求められている。

*3 関連記事:AMD、Zen 3コアのノートPC用MPU「Ryzen 5000モバイル」
AMDが認定する高性能ゲーミングノートPCブランド「AMD Advantage」に求められる仕様の一部
AMDが認定する高性能ゲーミングノートPCブランド「AMD Advantage」に求められる仕様の一部
Frank Azor氏が説明した。(出所:COMPUTEX TAIPEI 2021の基調講演ビデオからキャプチャー)
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 Azor氏によれば、最初のAMD AdvantageのノートPCとして、台湾ASUSTeK Computerが「ROG Strix G15」の新機種を21年6月にリリース予定である。また、米HPからもノートPC「OMEN 16」の AMD Advantage認定品が近く登場するとのことだった。さらに、21年内に中国Lenovoや台湾MSI(Micro-Star International)などからもAMD Advantage認定ノートPCが発売されるとした。

最初のAMD AdvantageのノートPCは台湾ASUSTeK Computerから登場
最初のAMD AdvantageのノートPCは台湾ASUSTeK Computerから登場
Frank Azor氏が説明した。(出所:COMPUTEX TAIPEI 2021の基調講演ビデオからキャプチャー)
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米HPからもノートPC「OMEN 16」の AMD Advantage認定品が近く登場する
米HPからもノートPC「OMEN 16」の AMD Advantage認定品が近く登場する
Frank Azor氏が説明した。(出所:COMPUTEX TAIPEI 2021の基調講演ビデオからキャプチャー)
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 今回の基調講演では、21年6月22日に詳細を発表するというゲーム向けのGPU技術「AMD FidelityFX Super Resolution」の概要も紹介された。画質と性能(フレームレート)の調整を簡単に行うための技術で、この技術に対応したゲームソフトウエアならば、ユーザーは画質と性能の組み合わせを4種類(元の組み合わせを含めれば5種類)に変更できる。FidelityFX Super Resolutionは、100種類以上のAMDのGPUやAPU(GPU内蔵MPU)のほか、他社のGPUでも利用できるという。基調講演では、競合の米NVIDIAのGPUでもこの技術が稼働することを見せた。

「AMD FidelityFX Super Resolution」技術の概要
「AMD FidelityFX Super Resolution」技術の概要
Scott Herkelman氏が説明した。(出所:COMPUTEX TAIPEI 2021の基調講演ビデオからキャプチャー)
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「AMD FidelityFX Super Resolution」によって画質と性能(FPS)が簡単に選択できる
「AMD FidelityFX Super Resolution」によって画質と性能(FPS)が簡単に選択できる
AMDのGPUに適用した例。元(一番左)に加えて、最大で4種類の画質・性能の組み合わせが選べる。(出所:COMPUTEX TAIPEI 2021の基調講演ビデオからキャプチャー)
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他社のGPUでも「AMD FidelityFX Super Resolution」は利用可能
他社のGPUでも「AMD FidelityFX Super Resolution」は利用可能
米NVIDIA製GPUでの稼働するデモを実施。(出所:COMPUTEX TAIPEI 2021の基調講演ビデオからキャプチャー)
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